コロナ禍でのマラソン成功へ、大会前2週間の「行動管理」をより重視しよう(BBM Sports)

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出典元:BBM Sports

いよいよ、今月末の金沢マラソン(10月31日)を皮切りに、1万人を超える規模のマラソン大会がいくつか再開されます。このコロナ禍のなかで大会を成功させるためには、ランナー1人1人の心がけが重要になることは間違いありません。実際に、自身や関係する周囲を感染症から守りながらレースを実施・継続していくためには、何を意識するべきでしょうか。12月12日に開催予定の奈良マラソンの救護委員会救護本部長を務め、東京オリンピック・パラリンピックを含む、多くのトライアスロン大会のメディカルチームに携わる、奈良教育大学教授の笠次良爾先生に話を聞きました。
(ランニングマガジン・クリール11月号記事より一部抜粋)

――改めて、このコロナ禍でレースに臨むに当たり、ランナーが気を付けるべきことを教えていただけますでしょうか。

 大会を安心・安全に運営するためには、「会場に集まる人たちがウイルスをもっている可能性をできる限り少なくする」ことが大切です。そこで、私が最も重視してほしいと考えているのは、「大会前2週間の行動管理」です。体温を毎日測るなどの体調管理はもちろん大切ですが、それと同じくらい、日ごろから同居していない人と相対するときのマスク着用・手洗い・消毒などの基本的な対策はもちろん、換気の悪い場所や人混みを避ける、大人数・長時間の飲食をしないなど、感染リスクのある行動をできるだけ控えるという、「行動管理」の優先順位を高くしてほしいのです。

――2週間というのは、新型コロナウイルスの潜伏期間に対応したものですね。

 そうです。潜伏期間は95%の人をカバーする期間で12日間というデータがあり、デルタ株については、発症までの期間が短いともいわれます。CDC(アメリカ疾病予防管理センター)は10日間としていますが、2週間であれば確実ということです。

――実際に多くの大会では、2週間から10日間程度、体調チェックシートやアプリを使った健康管理を、参加者に義務付けていますが、そこでなぜ、「行動管理」をより重視すべきなのでしょうか。

 このウイルスは、発症する2日ほど前から感染力があるといわれています。つまり、大会当日は症状に現れていなくても、体内ではウイルスが増殖して感染力が強まっていることも考えられ、それだと体温や体調を見るだけでは追い切れないからです。大会前のPCR検査も同様の理由で、検査した時点では陰性であっても、レース当日も陰性だという証明にはなりません。

――だからこそ、事前にウイルスをもつ可能性を低くしておく行動が大切になるわけですね。

 2週間前からしっかり行動管理を行い、ウイルスに曝露する量をできるだけ少なくし、感染リスクをゼロに近づけていく。それに加えて、毎日体温を測る、食事や睡眠を十分にとるなどの体調管理を徹底していく。そうすることで、大会を「感染していない人同士の集まり」に近づけることができます。

――ランナーに限らず、運営者やボランティアなど、大会に関わるすべての人が意識しなければならないことですね。

 はい。この考え方は、「何のために大会を行うのか」という開催の意義にもつながります。マラソン大会は、市民の健康の保持・増進、ヘルスプロモーションのための1つの目標となるイベントです。それに向けて、ランナー1人1人が日頃から体調に注意し、感染や感染リスクを伴う行動に気を付けて丁寧にトレーニングを積み重ねていくことで、健康をより良い状態に引き上げていくことができる。市民マラソン大会にはそうした開催意義があると私は考えています。開催自治体や住民にも、そうした意義を丁寧に説明していくことが大事です。

――デルタ株がまん延していた時期は、家庭内感染の増加も指摘されていました。自分自身が行動に気を付けても、同居する人から感染することも考えられます。

 私は、こうした行事・イベントに向けた2週間の行動管理が、家族や同居する人同士の感染リスクの減少にも寄与すると考えています。例えば学校行事でも、運動会や文化祭、修学旅行などは子供たちにとって一生における数少ないイベントです。それを実現するために、児童生徒の各家庭で行動管理をしていこうとなれば、親も「人混みに買い物に行くのは控えよう」「部屋の換気をよくしよう」などと、さまざまな場面で曝露リスクを減らすよう、気を付けるようになるはずです。

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