【ラグビー】「経験を話すことで誰かの助けになれば」。元フランス代表レジェンド、フィリップ・セラが闘病を語る(ラグビーリパブリック(ラグビーマガジン))

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出典元:ラグビーリパブリック(ラグビーマガジン)

「僕のことを不死身だと思っている人がよくいるけど、僕も普通の人間だったよ」

 先日、ミディ・オランピック紙に掲載された、フランスラグビーのレジェンド、フィリップ・セラのインタビューの最初の言葉だ。

 鋭いランのコースとゲームセンスで、セルジュ・ブランコ(FB)と共に1980年代のフレンチフレアーを体現したCTBと言われており、積み重ねた代表キャップ数は111を数える。

 そのセラが今年4月末に前立腺癌の摘出手術を受けていた。
「術後は疲れやすく、昼寝もよくした。排尿の問題もあった。括約筋の機能が回復するまでの数週間は尿取りパッドを使っていた。今も日中はパッドを着けているし、リハビリも続けている」と自然体で話す。

「まだ以前の体力には戻っていないし、集中力も落ちている。男性にとってデリケートな箇所だからメンタル面でも大きな出来事。焦ったり不安になったりもするが、最近ジョギングができるようになり、スポーツで体を動かすと気持ちも晴れる。目標は11月に行われるサン・セバスチャン(スペイン北部、フランスとの国境付近の街)でのハーフマラソンだ」と言う。

 自身がこの病気になったせいで、かつてのチームメイトも同じ経験をしていたことが分かった。
「この病気のことを他人に話さない人もいるけど、僕はこの経験を話すことで誰かの助けになればと思う。50歳から毎年定期検診を受けていたお陰で、生死の問題にならずに済んだ」と『早期発見、早期治療』の大切さを訴える。

 自宅の書斎に並んでいるのは、辞書以外はすべてラグビーの本。ラグビーボールもたくさんある。
 しかし、ジャージーは「ほとんど人にあげてしまって、あまり残っていない」と取り出したのが、「初めての5ネーションズ(当時イタリアはまだ参加しておらず欧州5カ国対抗戦だった)のジャージー、そしてセルジュ・ブランコのキャップ数に追いついた1993年の豪州遠征のもの、1994年に100キャップを到達したクライストチャーチでNZに勝利した時のジャージー」だ。
 さすがレジェンドである。

「レジェンドと呼んでもらえるのは嬉しいが、だからと言って自分が特別だとは思わない。ラグビースクールの最初のコーチが『自分の原点を忘れるな』といつも言っていた。本当に大切なこと。特にこのスポーツは1人では何もできないのだから」と謙虚な人柄を見せる。

 フィリップ・セラの試合の映像をあらためて見たくなった。フランスがオールブラックスに敵地で2連勝した1994年の試合がいいかな。

(文:福本美由紀)

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