【巨人】3位以下確定…27年ぶり8試合連続2点以下 CSから下剋上へまず1つ勝とう(スポーツ報知)

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出典元:スポーツ報知

◆JERAセ・リーグ 巨人2―2阪神(13日・東京ドーム)

 7連敗中の巨人は、阪神相手にまたも打線が振るわず、今季19度目の引き分けに終わった。同点の9回、1死からウィーラーの右中間二塁打などで二、三塁としたが、吉川と松原が連続三振。あと1本が出ず、27年ぶりの8試合連続2得点以下で今季の3位以下が確定した。CSからの日本一へ、勝ってチーム状態を上げていきたい。

 意地の見せどころだった。同点で迎えた9回、1死からウィーラー、代打・中島の連打などで二、三塁とサヨナラ機を作り出した。だが、ここで吉川、松原が連続空振り三振。「何とか、何とかこう、コンタクトしてくれると…というのはあったんだけどね」と原監督は球に見立てた左拳を、右手で叩くしぐさを交えて悔しがった。今季19度目のドローに終わり、連敗を止めることはできなかった。

 3連覇の消滅から一夜、この日も打線が振るわなかった。短期決戦へ向け、チーム状態を上げるための“リスタート”と位置づけるにはいいタイミングで、指揮官は2、3、4番に「サカマルオカ」を起用。8月26日の広島戦(東京D)以来、このチームの“原点”と言える形に立ち返った。初回1死一、三塁から岡本和が16戦ぶりの打点となる中犠飛を放ち、先制。同点とされた2回にも1死二、三塁から松原が食らいついて二ゴロを放ち、その間に勝ち越した。

 泥臭くとも、最低限の形で奪った2点は貴重であり、この先の光になり得る。だが、ここでたたみかけられないのが現状だ。3回から8回まで、安打を放ったのは投手の菅野のみ。その間、得点圏に走者を送ることもできず。この日の7三振で、チームの総三振数は12球団最多の1105個。最終回の好機も三塁走者は俊足の重信であり、転がせば何かが起こる可能性も高かっただけに、悔いも残る。94年以来、27年ぶりに8戦連続2得点以下となり「でしょうね。(監督としては)僕、初めてだもん」と原監督も笛吹けど踊らぬ打線に渋い表情を作る。

 この日の結果、今季の3位以下が確定した。CSに進出しても全て敵地での戦いとなる。それは、最近の戦いぶりから見れば覚悟していたことで、それよりまずは1つ勝つ。球団史上最大の下克上を語る前に、できることを尽くしたい。(西村 茂展)

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