【TOKYO2020/3×3バスケットボール女子日本代表】大神雄子アソシエイトコーチインタビュー/気持ちを届ける、想いを託す(月刊バレーボール&月刊バスケットボール)

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出典元:月刊バレーボール&月刊バスケットボール

東京2020オリンピックで、3×3日本代表のコーチとして「とても良い挑戦をさせてもらいました」という大神雄子。トヨタ自動車アンテロープスのアシスタントコーチとして5人制のトップに臨むいま、3×3の今後に向けた思いを聞く。

【PHOTO】3×3バスケットボール女子日本代表

――大神さんの3×3との接点は、どんなきっかけでもたらされたのですか?

「現役時代から3×3をプレーする機会があったので、5人制とかけ離れた印象はまったくなかったです。3×3日本代表のサポートコーチになったきっかけは、引退した年(2018年)と3×3がオリンピック種目になったタイミング(2017年)が良かったですね。声をかけていただき、自分も挑戦することが好きだったので、コーチングの観点から3×3を具体的に知りたいと思いました。

 ただ、出会った当初からのことですが、5人制と3人制が別世界とはまったく思っていないです」

――一つの種目、エンタテインメントとしての3×3の第一印象は、どんなものでしたか? 

「面白かったという言葉につきます。ルールの違いから競技特性が変わってきますが、同じバスケットボールとして面白いです。

 3×3は試合時間が10分ですが、(5人制の)倍以上に強度の高いスポーツだと思います。5人制だと40分、それを攻守で分ければ20分。20分を5人で分けると、実際に一人がボールを持てる時間は4分です。それが3人で、10分とはいえトランジションの回数がすごく多いので、シュートを打つ機会が5人制の倍以上あるかと思います。切り替えの速さやディープツーなど、日本をはじめアジアの人々がやったら上を目指せるんじゃないかなと感じました。

 いろんな場所でできるのもいいですね。通りがかりの人が『何をやっているのかな…?』と興味を持って近づいてきてくれて、『あ、バスケットなんだ!』と気づいてもらえます」

――サポートコーチになった当初、どのような思いで取り組まれていましたか?

「現役の頃にこれがオリンピック種目だったら…という、ちょっとうらやましい思いがありました。もう少し早かったら自分でも挑戦してみたかったですね」

――5人制の選手たちを3×3に誘うのは難しくなかったのですか?

「誰もがオリンピックに出たいという目標がある中で、3×3がオリンピック種目になり、機会が増えたというポジティブな捉え方でした。5人制の代表クラスも挑戦したいというのが自然な流れになりました。今まで12人しかチャンスがなかったオリンピックが16人になるのですから。クラブの理解、どうやって選手を出していくのかというJBAとしての苦労はあっただろうと思いますが、選手たちのモティベーションは高かったです」

――東京2020、あるいはその前のOQTに向かう過程で、3×3の盛り上がりを感じていましたか?

「環境にはまだまだ改善点がたくさんありますが、周囲からの期待がやっぱり強かったです。メディアの取り上げが多かったのを見てもそうですね。盛り上げていく上で、オリンピックをやっていくのは大事だと思いました」

――本番では、どんな声がけをして選手たちの心に灯をともされたのでしょうか。

「私も選手村に入って一緒に行動する中で、個人として今日の試合にどうやって向かっていくか、何を目標にするかということを選手が整理できるようにと思っていました。目標をしっかり出して前向きに臨めるような声がけを心がけていました。

 オリンピアンという立場は、『楽しんだもの勝ち』なところもあります。期待イコール要求。それはありますが、自分たちがその中でどう楽しめるかというのを、ポジティブに捉えて声をかけました」

――4人の選手たちは十分楽しめていたと感じましたか?

「初戦の入り方には緊張があったかなと思いますが、本当に少しずつ。でも、相手も強く、しっかりチームを作ってきていたので、ぐっと引いてしまった部分もあったり、常に葛藤していたと思います」

――日本女子の実力、世界の実力にどんな感触を得ましたか?

「5人制では7大会連続で金メダルを獲っているアメリカにも勝てると証明をしました。WNBAのトップ選手を相手に勝ち切ったことで自信も得たでしょう。ただし本当に紙一重の差です。女子は5位でしたが、1位になれるかもしれないと同時に、8位になってしまう可能性もある。

 OQTでスペインやオーストラリア、スイス、ウクライナなど、多くの国が3×3に取り組み、最後に馬瓜ステファニーがオーバータイムで決めたのを見ても、どこのチームも拮抗しています。だからこそ面白いですね」

――節目の大会を終え、この種目のポテンシャルをどのように捉えていますか?

「3×3日本代表のコーチをしていることでいろんな方から連絡をいただいたり、ニュースのトップに3×3が入ってきたり、そうしたことでポテンシャルを目に見えて感じました」

――今後3×3がさらに盛り上がっていくために、どんなことが必要だと思いますか?

「例えば3×3専任のコーチ。JBAとしての公認ライセンスなどを検討することが、普及につながると思います。

 もう一つは機会の問題。オーガナイザーとしてスポンサーを募って、大会を開催するのはできると思いますが、それだと単発の大会になってしまいます。それでは強化をどうしていくか。

 コーチが(試合中に)いない中でも選手同士で話し合える環境を整えようと思えば、毎回寄せ集めの日本代表だとなかなか難しいでしょう。それならばクラブとして3×3のチームを作って、リーグを作ってというのが一番強化につながるかなと。男子にはBリーグのクラブで5人制と3×3のチームを持っている例がありますが。女子でもそうしたチームを作って3×3.EXE PREMIERに出るといったようなことも良いかもしれませんね。

 3×3はまだまだ歴史が浅いですから、トライ&エラーを繰り返していくのが良いのだと思います。今に満足せず、現場に携わった人とマネジメントサイドがどうやって連携して、パリ2024オリンピックに向けて作っていくか、話し合っていかなければいけませんね」

大神 雄子 Yuko Oga
名古屋短大付高(現・桜花学園)で7度の全国制覇。ジャパンエナジーJOMO(現・ENEOS)サンフラワーズでも数々のタイトルを獲得し、WNBAや中国リーグで海外挑戦も経験。2018年の現役引退後にトヨタ自動車アンテロープスコーチ、3×3日本代表サポートコーチに就任。東京2020オリンピックでは3×3女子日本代表アソシエイトコーチとしてチームの決勝トーナメント進出に貢献した。

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