【バスケ】関東大学女子リーグ戦が開幕。10月30日まで熱戦を展開!(月刊バレーボール&月刊バスケットボール)

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出典元:月刊バレーボール&月刊バスケットボール

71回目を迎える関東大学女子リーグ戦が9月25日に幕を開けた。1部は東京医療保健大、白鴎大、拓殖大、筑波大、早稲田大、専修大、日体大、山梨学院大の8チームが、10月30日までの毎週末、1回戦総当たりで頂点を競う。

関東大学女子リーグ戦星取表

 春のトーナメント戦を制した東京医療保健大は、初日に山梨学院大、2日目に日体大を破って順調なスタートを切った。キャプテンの♯12木村亜美はガードとして冷静な判断でゲームをコントロール。仲間を生かす配球で効率よく点を積み上げていった。センターで3年生の♯8ジョシュア ンフォノボテミトペ(190cm)がスターターとしてゴール下の攻防で盤石の働きを見せたのに加えて、1年生の♯3イベエスター チカンソ(184cm)も2試合とも13分強のプレータイムを得て、17点(1試合目)、18点(2試合目)と存在感を見せた。

 今回のリーグ戦、スケジュールの序盤はFIBA女子アジアカップ2021と日程が重なったため、日本代表のヘッドコーチを務める恩塚亨監督に代わって東京医療保健大を支えたのは、吉田亜沙美、伊藤彰浩、田柳美澄の3人のアシスタントコーチだ。吉田Aコーチは、「自分たちの速いバスケット、ディフェンスからブレイクの理想形に少しずつ近づけているが、ディフェンスではコミュニケーションがまだまだできていなかったりする」と課題を挙げる。キャプテンの♯12木村も、「自分たちのペースではなくなった時にどうやって立て直すかなど、さらにレベルアップするために必要なことを1戦1戦考えながらやっていきたい」と、勝ってなお飽くなき向上心を言葉にした。

 昨年に続きリーグ戦連覇を目指す白鴎大も、初日に日体大、2日目に山梨学院大を下して2連勝を飾った。初日はメンバー15名中、実に12名が得点を挙げるなど、スタメン以外の選手たちも効果的なメンバーチェンジで着実に加点。さらに、1年生の♯20オコンクウォ スーザン アマカ(186cm)がルーキーらしからぬ落ち着いたプレーでセンターとしての仕事をきっちりとこなしていることも、対戦相手の戦いを困難なものにしている。

 初日の試合後、♯7鈴置彩夏は「チームとして出だしはよく入れた。練習してきたことも出すことができたと思うが、まだ最後の球際などの詰めが甘い。個人としては、最後までシュートが決めきれず、次の試合までにはそこを徹底したい」と語っていたが、2日目にはチームハイの21点を挙げる活躍でまさに有言実行。確かな修正力も強さの要因に違いない。

 初日の1試合目では、筑波大と早稲田大が対戦。♯10林未紗の3Pシュートで先制した筑波大が1Qを僅かにリードして終えたものの、2Q以降は早稲田大が♯3フェスターガード ヤヤ、♯23江村優有の奮闘で押し気味に展開。最後まで競り合った戦いを制したのは早稲田大だった。

 この試合では、昨年のウインターカップ決勝を思い出させる場面があった。桜花学園高卒の江村と、東京成徳大卒の筑波大♯0山田葵の2人が、3Qで僅かな時間ながらマッチアップ。ともにルーキーとして、一つ上のステージで顔を合わせた。

 大学入学から半年を経て、江村は「春のトーナメントの時よりも積極的に声を出して、周りとコミュニケーションを取りながらできたのが成長できた部分。課題は、ディフェンスでもオフェンスでも、もっとプレーの精度を上げられるようにしっかり練習していきたい」と語れば、山田も「体力もスピードも大学と高校では全然違うけれど、自分も体が大きくなり、トーナメントの時よりは成長できたと感じている。課題は精神面で、交代で出た時にも焦らず、落ち着いていい流れに持っていけるようにしたい」と今後の成長を誓った。

 江村、山田ともに、東京2020オリンピックでの日本代表の銀メダル獲得は大いに刺激になったようで、「自分もA代表に入って、オリンピックで活躍したり世界のバスケットをもっと幅広く楽しみたいと思っている。そこにもっともっと近づいていけるように頑張っていきたい」(江村)、「特に町田瑠唯選手は私と同じガードのポジションで、すごく視野が広くて、大きい選手にもノールックパスなどよく決めていた。自分もアシストを得意としているので、お手本として意識していきたい」(山田)と、今歩んでいる道の先に大きな夢を抱く。大学バスケは、日本の女子バスケの大きな未来を担っている。

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