【ラグビー】畠山健介のボストン挑戦記[第1回:アメリカで体感したスポーツの意義](ラグビーリパブリック(ラグビーマガジン))

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出典元:ラグビーリパブリック(ラグビーマガジン)

スポーツ先進国のアメリカ合衆国で発展を続けるメジャーリーグ・ラグビー(MLR)。
 2020年にマサチューセッツ州ボストンを本拠地とするニューイングランド・フリージャックスに入団した畠山健介は現地で何を感じ、何を得たのか。そしてこれからどこに進み、何を見せてくれるのか。全3回の連載で畠山のビジョンをお見せしよう。

 ニンマリしながら言った。
「自分ながら、いい決断したな、と」
 畠山健介はメジャーリーグ・ラグビーのニューイングランド・フリージャックスでの2シーズン目を終えた。
 アメリカで楕円球を追おう。そう決めて人生が豊かになった。

 元ラグビー日本代表プロップ。国を代表して78回も戦った経験を持つ。2015年のワールドカップでは優勝候補の南アフリカを倒す試合に出場した。世界を驚かせるチームに欠かせぬ男だった。

 仙台育英高校、早稲田大学、サントリーサンゴリアスで活躍し、2020年シーズンからアメリカで発展中のリーグに加わった。
 家族とボストンに暮らす生活を楽しむ。

 フリージャックスは2018年9月、リーグ拡張のタイミングで創設されたチームだ。2019年シーズンはエキシビションマッチを戦い、リーグ戦に参加したのは2020年シーズンから。昨季はコロナ禍ですべての日程は消化できずに終わった。
 現在、メジャーリーグ・ラグビーは全12チーム。イースタンカンファレンスとウエスタンカンファレンスに6チームずつだ。ニューイングランド・フリージャックスはイースタンの4位。全チーム中6位で2021年シーズンを終えた。

 2021年シーズンが、チームにとっても畠山にとっても初のフルシーズンだった。
 日本とアメリカのラグビーの違いをこう話す。
「試合での疲労はダメージの種類が違います。日本のラグビーは、よく走る。心肺系がしんどい。アメリカはコリジョン(衝突)一発一発の衝撃が大きいです」

 環境面の差もある。
「人工芝のグラウンドでの疲れもあるし、試合へ向けての移動距離も長い。例えばボストンからロスへ行くと時差もある。日本ではない経験です」
 36歳。いくつになっても、新しい経験は新鮮。人生の刺激になる。

 人々の生活の中にラグビーが入り込んでいる歴史を比べれば、アメリカは日本より随分浅い。
 しかし、スタジアムでファンを楽しませる点ではアメリカの方が進んでいると畠山は感じている。そこは、まさにボールパークの感覚だ。

「試合の時間だけなら、ラグビーであれば90分から100分だけで終わってしまいます。しかしアメリカでは、例えば試合の日は午後をまるまるそのために使うような感じです。スタジアムへ向かう途中に必ず飲食のエリアがある。試合の前後にそこで時間を過ごし、スタジアム内でも楽しめる用意があるからファンは嬉しい」

 ボストンにはヨーロッパ圏の人たちも多く住むから、ラグビー好きな人も多い。ファンが確実に増えていることも感じる。
「最終戦で勝ち、いい雰囲気でシーズンを終えることができました。ファンも来季を楽しみにしてくれているでしょう」と話す。

 アメリカでプロ選手として生きて感じるのは、スポーツがひとつのコンテンツにとどまらず、人々の人生の一部となっていることだ。
 街を歩けば公園でジョギングをする人たち、高校のグラウンドにある陸上トラックを歩く人たちの姿を見る。スポーツのファシリティーを使って生活するのが当たり前になっている。

 ボストンにはMLB(野球)のレッドソックス、NBA(バスケットボール)のセルティックス、NFL(アメリカンフットボール)のニューイングランド・ペイトリオッツ、NHL(アイスホッケー)のブルーインズなど人気プロスポーツチームがあり、それぞれに熱狂的なファンがいる。

 MLS(サッカー)のニューイングランド・レボリューションや、ラグビーのフリージャックスは、4大スポーツのビッグクラブと規模は大きく違うけれど、着実に地域に根を張る存在になりつつある。
 畠山は、その成長の過程の中に身を置くためにアメリカに渡ったと言っていい。

『SDGs』という言葉が広まって、持続可能な変革と成長に注目が集まっている。
「アメリカの人たちとスポーツの関係性を体感しながら、アメリカのラグビーが成長していく中に身を置いてみたいな、と。走り始めたリーグは、まず、その運営を持続可能なものにする必要がある。ナショナルチームの強化に結びつけるのは、その先にあるもの。どうやって活動を大きくしていくのかを見ています。本やデジタルデバイスを通してでは感じられないこと、分からないことを体験できています」

 畠山はその経験を、自身と日本のスポーツの将来に活かしたいと考えている。
 スポーツが持つ価値の大きさをあらためて感じたこの2年間だった。

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