【ラグリパWest】リーグワンへの道。東将吾 [摂南大3年生/CTB](ラグビーリパブリック(ラグビーマガジン))

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出典元:ラグビーリパブリック(ラグビーマガジン)

小人数校から大学に進み、センターの定位置をつかんだ。次はリーグワン。最高の12チームの中で戦う希望がある。

「社会人でラグビーを続けていきたいです」
 東(あずま)将吾は言う。摂南大の3年生はサクセス・ストーリーを思い描く。

 監督の瀬川智広は断言する。
「東は留学生以外でトップチームに推薦できる選手です」
 コンビを組むのは1学年上のテビタ・タイ。トンガの20歳以下の7人制代表歴を持つ相棒とミッドフィールドをぶち抜く。

 東の長所を端的に挙げる。
「人に対する強さ。筋力レベルが高いです」
 瀬川は監督として東芝を2期6年率い、連覇を残す。7人制日本代表では5年前のリオ五輪で4位入賞。最上を知る指導者の言葉は疑いを差しはさむ余地がない。

「自信があるのはボールキャリーです。練習を重ねたら、倒れない実感が持てました。相手を半分ずらせたら、ゲインはとれます」

 練習がオフの日でもウエイトトレ。ごはんを日に1キロ、約7合ほど食べる。キロ表示で体重は90、ベンチプレスが140、スクワットは170。入学時から比べると順に16、40、50と数値を上げたことになる。

 身長は176センチ。そう大きくはないが、体は逆三角形。支える両腿は競輪選手のように太い。コーチの内部昭彦は話す。
「キックは爆発的です。どっかーんと飛んでいきます。オールブラックスのようです」
 天性でもある飛距離をその体に秘める。

 東が競技を始めたのは中学入学直後。大阪の下町、西淀川にある淀中である。それまではサッカーが中心だった。
「バレーボールをするつもりでした。ラリーを見ていて楽しいと思いました。ところが男子の部はありませんでした」
 ラグビーの顧問は東(ひがし)順一。東海大仰星から大体大に進んだ。高3時にはセンターとして同校初の全国優勝に貢献する。79回全国大会(1999年度)だった。

 高校は兵庫の芦屋学園に進む。監督は東海大出身の小澤俊介。東の仰星での1学年後輩だった。フロントローだった小澤もまた優勝メンバーのひとりである。

 芦屋学園は私立の共学校。小学校を除き、幼稚園から大学までが揃う。学校は緑濃い六甲山系の南斜面、六麓荘(ろくろくそう)にある。この国最高の住宅地である芦屋でも、最初にその名が挙がる。

 この高校の創部は9年前。県内で最も新しい。大八木淳史が特任教授で来たと同時である。大八木は同年、中学と高校の校長になった。現役時代はロックとして日本代表キャップ30を持ち、神戸製鋼などで活躍した。

 ただ、2人は学校を去る。東が1年の時に大八木が、2年の時は小澤だった。小澤は公立中学に教えの場を変える。3年時、部員は15人を割り、県立の西宮南と鳴尾と合同チームを組んだ。最後となる98回目の花園予選は初戦敗退。兵庫工に0-56だった。

 その芦屋学園の指導を1年間、パートタイムで引き受けたのは泉光太郎。県内最強の報徳学園のコーチである。監督の西條裕朗が窮状を聞き、義侠心で泉を派遣した。

「東は最初、ラグビーをあまり教えてもらっていない感じでした。いいな、と思ったのは痛いことやしんどいことがわかり始めてもそこを避けなかった。この子は伸びる、Aリーグでやらせてあげたい、そう思いました」

 すぐに内部に連絡を取る。泉は摂南大でコーチの経験があり、3学年上の内部とは同僚だった。スポーツ推薦の枠が用意される。その入学にふさわしく、東は少人数の無名校出身ながら、1年から公式戦出場を果たした。

 摂南大の創部は1976年(昭和51)。創学の翌年である。10年後、河瀬泰治が赴任。強化が始まる。現役時代はナンバーエイトとして日本代表キャップ10を得る。チームはこれまで大学選手権に2回出場。最高は2回戦進出。初出場の45回大会(2008年度)で、天理を47-24で降し、帝京に7-55で敗れた。

 河瀬は総監督になり、東芝の後輩でもある瀬川にチームを託す。瀬川は就任2年目。関西リーグは着任前の7位から6位と順位を上げる。今年の春季トーナメントは6位。順位決定戦で近大に26-66と差をつけられた。

 この夏、雪辱に燃え、さらにチームを鍛え上げるつもりも、誤算が生じる。部内でコロナ罹患者が出て、8月16日から2週間、練習は停止した。夏合宿も中止された。

 練習再開は8月30日。自宅生の東は感染することなく合流したが、関西リーグの初戦までには20日しかない。9月18日、優勝候補の一角の京産大と激突する。

 調整不足という不利を承知で東は戦う。この秋ですべてが決まるからだ。リーグワン級のチームは基本的に3年時に採用を決める。青田買いはこの世界でも進んでいる。
「瀬川さんにも言われました。上でやりたいなら今年頑張れ、4年では遅い、と」
 攻守の起点となり、耳目を集めたい。

 河瀬には実情に即した思いがある。
「強豪校にはうまい選手を育てる役目がある。ウチは埋もれている選手を育てていかないと」
 今、与えられているつとめを果たせば、東には獲得の申し出が来る。そして、有望な入学者が増える。強豪校のステージに上がる。

 組織と自分の将来のため、東はこの秋、リーグ戦に立ち向かう。

(文:鎮 勝也)

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