梶原大暉、世界1位破り金メダル 7度目挑戦 で初金星「楽しく元気にプレーしてる姿が一番の恩返し」(スポーツ報知)

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出典元:スポーツ報知

◆東京パラリンピック バドミントン男子シングルス決勝(5日、東京・国立代々木競技場)

 男子シングルス(車いすWH2)決勝で梶原大暉(19)=日体大=が、世界ランキング1位の金正俊(韓国)を2―0で破り、金メダルを獲得した。女子ダブルス(車いす)決勝では里見紗李奈(23)、山崎悠麻(33)=ともにNTT都市開発=組が中国ペアを2―1で撃破。里見はシングルス(車いすWH1)と単複2冠となった。今大会から採用されたバドミントンで日本勢は金3個を含むメダル9個を獲得した。

 こん身のスマッシュを左隅に沈め、雄たけびと共に左腕を突き上げた。世界ランク6位の梶原が、同1位の金正俊から奪った初金星。「目標にしてきた選手に勝つことができたのですごくうれしいです」。初代王者の称号を手にした19歳の笑顔がはじけた。

 金とは20年ペルー国際大会決勝以来で、7度目の挑戦だった。「失うものは何もないので、楽しんで思い切ってやろうという感じでした」。序盤から効果的なドロップショットで相手を崩し、終始自分のペースで冷静に対応。磨いてきた持ち前のチェアワークで食らいつき、第1、2ゲームと連続で競り勝って決めた。

 小3から野球一筋で、中学ではエース投手の実力者。だが2年生の時、練習へ向かう途中に自転車で交通事故に遭い、右足を失った。高校ではマネジャーの道も考えたが、15歳の時にパラバドミントンに転向した。野球で培った空間認識能力や自慢の強肩を生かした強打を武器に急伸。4年あまりで世界一となり、「(当時のチームメートに)楽しく元気にプレーしてる姿を見せることが一番の恩返し。メダル獲得を見せれたのでよかった」とうなずいた。

 優勝から約3時間後には、父親と同い年の47歳・村山浩(SMBCグリーンサービス)と組むダブルス3位決定戦でこの日、2つ目のメダルを獲得。パラバドミントン界のエースとなった19歳は「パリで2連覇を目指したい。今度こそ2冠は達成したい」と堂々と誓った。(竹内 夏紀)

 ◆梶原 大暉(かじわら・だいき)2001年11月13日、福岡市生まれ。19歳。小3から野球を始め、中学時代は「福岡ベースボールクラブ」で投手。福岡市立福翔高卒。日体大在学中。17年にソーシャルワーカーの紹介で、パラバドミントンを始める。19年デンマーク国際大会で単複優勝、20年ペルー国際大会は単複で準V。家族は両親と妹。愛称は「かじ」。座右の銘は「初志貫徹」。

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