J1ベガルタ仙台FW石原直樹(33)が、自身3年ぶりの2桁得点へ決意を新たにした。石原は現在、チーム最多の9得点。次戦となる18日のホーム・大宮戦で大台に乗せる。
前節のG大阪戦(1△1)で来季のJ1残留を決めたベガルタ。リーグ戦は約3週間の中断期間中だが、もう一つの目標がある石原のモチベーションは高い。「まずは1点取って2桁に乗せたい」。3日に仙台市内で行われた全体練習でも、正確なシュートで存在感を示した。
広島時代の2013年から2年連続10ゴール。当時、ともにプレーしたMF野津田岳人(23)が8月から仙台に加入した。石原は「野津田が入って楽になった。ボールを収めてくれるし、自分にワンタッチで(パスが)入って来るのでやりやすい。(広島で)一緒にやってきたので、何がやりたいか言わなくても分かる」と信頼を寄せた。