8月に死球を受けて右足腓骨を骨折し、リハビリ中の中日・大島洋平外野手(31)が2日、ナゴヤ球場秋季キャンプで軽いランニングを行った。「骨がまだくっついていない。普通に歩くのは問題ないけど、まだ走ると全然痛いですね」と現状を明かしながら「1か月後には、くっついていると思う。12月からは10月、11月にやりたかったことを取り戻したい」と話した。
そんな大島は4日から秋季キャンプの臨時コーチとして合流する福本豊氏(69=評論家)との対面を心待ちにしている。阪急(現オリックス)で活躍、通算2543安打を放ち、盗塁王を13年連続13度獲得するなど、通算1065盗塁のプロ野球記録(達成当時は世界記録)を保持する福本氏には、すでに2~3年前から球場などで顔を合わせれば、アドバイスをもらっていたが、今回は臨時コーチと選手の関係。徹底的に密着し、盗塁はもちろん、打撃理論や帰塁、守備の1歩目など、あらゆることを聞きまくるという。