FC東京は1日、1日付で加入が決まったMF平川怜とMF久保建英の記者会見を行った。FC東京U-18所属の平川は東京都出身の17歳、同所属の久保は神奈川県出身の16歳。ともに今季は、FC東京U-23のメンバーとして、明治安田生命J3リーグに出場していた。
平川は「このタイミングでプロ契約させていただきました。自分を育てた人々に感謝しています。厳しい世界に入りますが、自分の力を信じ、努力を忘れず、次のステップに進みたい」と答えた。なお、このタイミングで契約になったことについて、立石敬之GMは「2人と、それぞれ話をした。その結果、1日も早くレベルの高いところに身を置かないと世界との差が離される。いい意味で危機感があった」と説明。また、周囲からの注目や学校との兼ね合いなど、環境を整理する意味があったと補足した。
「攻撃も守備も課題だらけ。J1の舞台に早く行けるように、日々食らいついていきたい」と話す平川。そしてプロとして大切なことは「常に上を目指す。いままで通り、向上心を持って日々努力する」ことだと答えた。
同じタイミングでプロ契約することになった久保については、「中学3年の時から一緒にやっているので、互いに切磋琢磨できるようにしたい」とコメント。一方の久保は、平川について「チームだけでなく代表でも一緒にやってきた。欲しいところにボールを出してくれるし、守備でもチームの負担を減らしてくれる。互いに切磋琢磨していければ」と話した。