昨年は横山武史がルメールに並ぶ35勝で大躍進 北海道開催で抜群の回収率を残す騎手は?(SPAIA AI競馬)

出典元:SPAIA AI競馬

6月12日、約3か月にわたる夏の北海道開催が、今年は札幌競馬場からスタートする。例年であれば函館→札幌という順番だが、オリンピックのマラソン競技が札幌開催となる兼ね合いから、札幌→函館→札幌という変則日程で施行されることとなった。

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中央場所とは異なる独特の傾向を示す北海道シリーズ。丸腰で臨むのはリスキーということで、今回は騎手の観点からデータを予習しておこう(以下、特にことわりがなければデータは函館・札幌競馬場での成績)。

まずは昨年の騎手リーディングをおさらいする。35勝を挙げてリーディングジョッキーとなったのはやはりルメール騎手。勝率24.0%はぶっちぎりの首位だった。また、札幌の新馬戦で評判馬に騎乗する例が多く、なんと8月2日バニシングポイントから、同22日アスカロンに至るまで新馬戦騎乗機会6連勝という記録も残した。

インパクトという点では負けていなかったのが若手のホープ・横山武史騎手。最終的には2着数の差で敗れたものの、勝利数はトップタイの35勝。2着にルメール騎手を従えての勝利が実に9回を数えるなど、不動のトップジョッキーを相手に大立ち回りを見せた。

この時期に新馬戦で巡り合ったのが、のちに皐月賞を勝つ相棒・エフフォーリア。もちろん、それ以前からもウインマリリンでフローラSを勝つなど頭角を現していた騎手ではあるが、昨年の北海道シリーズが横山武史騎手にとって大きな転換点だったと言えるだろう。

3位、4位も勝利数は22勝で並んだが、2着数で3位になったのが池添謙一騎手。父である池添兼雄厩舎とのタッグで8勝、2着5回の活躍を見せた。驚くべきことに池添騎手の22勝は全て4角5番手以内からのものだった。騎乗数の半分強にあたる85戦で、4角を4番手以内で通過しており、直線の短い函館、札幌両競馬場の特性を意識した騎乗が見られていた。

馬券的に注目したいのが4位の吉田隼人騎手。単回収率201%、複回収率103%、芝ダート問わずプラス収支というファンに嬉しい成績を残した。15番人気アドマイヤジャスタで函館記念を制し、2週間後のクイーンCは11番人気のレッドアネモスで勝利するなどの活躍をする傍ら、こちらものちにG1を2勝する相棒・ソダシと巡り合い、新馬戦と札幌2歳Sを連勝してチャンスをつかみ取った。

17勝で5位だったのが当時2年目、6月で20歳になったばかりの団野大成騎手。「花の35期生」として同期の亀田温心騎手ともども17勝と存在感を見せ、秋以降の飛躍につなげると、2021年に入ってから日経新春杯(ショウリュウイクゾ)、福島牝馬S(ディアンドル)と重賞2勝を挙げている。

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