【高校野球】掛川西12年ぶり2度目V エース沢山優介「自信になった」 14回1/3を0封(スポーツ報知)

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出典元:スポーツ報知

◆高校野球東海大会 最終日 ▽決勝  掛川西5 ―1享栄(24日・ダイムスタジアム伊勢)

 決勝が行われ、掛川西(静岡2位)が享栄(愛知2位)を5―1で下して09年以来、12年ぶり2度目の優勝を飾った。県勢の春東海制覇は16年の常葉橘以来5年ぶり24度目。5回途中からリリーフしたエース・沢山優介(3年)が最終回まで0で抑えた。144キロ左腕は今大会3戦14回1/3を無失点。打線も1番・狩俣藍生内野手(2年)が3安打を放つなど、8安打で投手陣を援護。今夏目指す、09年センバツ以来の甲子園出場へ大きな弾みを付けた。

 眉一つ動かさなかった。4点リードの9回、掛川西・沢山は2つの死球などで2死満塁とされた。3ボール1ストライクからの5球目、「全力で」投じた直球で相手3番打者を右飛に仕留め、ポーカーフェースの左腕は主役を演じきった。「結果的に抑えたことは自信になった」。今大会準決勝まで2戦20得点の享栄打線の前に仁王立ちし、東海4県のトップに立った。

 名前のコールは3点リードの5回。3番手の山本柊太(2年)が連続四球で招いた2死一、二塁で呼ばれた。「後輩のケツを拭く」。初球のチェンジアップで3番を二ゴロ。あっさり火消しに成功した。この日の最速は142キロ。6回から毎回安打を許したが、ピンチではギアを上げ5三振を奪った。大石卓哉監督(41)は同じく最速144キロを誇る右腕・榊原遼太郎(3年)も準備させていたが「最後はエースに踏ん張ってもらおうと思った」と最後まで背番号1にマウンドを託した。

 “大人”になった。昨秋は県初戦の2回戦・藤枝明誠戦で4―5。初回のピンチで力勝負を挑み、4番・川瀬に3ランを被弾した。「速いだけじゃ負ける。考えが甘かった。割り切って変えました」。冬場に磨きをかけたのはチェンジアップとスライダー。ブルペンではなく、あえて30メートル離れたキャッチボールで全力で腕を振り、変化球を磨いた。

 「18・44(マウンドからホームベースまでの距離)じゃなくて、それを突き抜けるイメージ」の特訓が効いた。変化球の精度が上がりカウントを作れるようになったことで、投球の幅が一気に広がった。オリックス・下山スカウトは「制球が非常に良くなった。(打者が)ボールを絞りづらくなっている」と評価。今大会は3戦すべてリリーフで14回1/3を10安打無失点、15奪三振と“掛西の大魔神”として役目を全うした。

 チームとしても進化を示した。県大会チーム打率1割8分4厘の打線は全試合5得点以上を記録。指揮官は「ベストゲームの連続」と驚きつつ「夏も期待が持てる」と試合後、誰一人はしゃいだ姿を見せなかったナインを頼もしそうに見つめた。沢山は「分かっていても打たれないのが究極のストレート。それを求めていく」とさらなるレベルアップを誓った。

 最終目的地は98年以来23年ぶりの夏の甲子園。春の東海王者で同年夏出場は、静岡では過去2度だけ。1900年創立、創部の伝統校は、背番号1を中心に新たな歴史を紡いでいく。(武藤 瑞基)

 ◆沢山 優介(さわやま・ゆうすけ)2003年10月15日、浜松市生まれ。17歳。小学2年時に浜松ブラッツ少年野球団で野球を始め、浜松北部中を経て掛川西に進学。185センチ、84キロ。左投左打。50メートル走は6秒5。憧れの選手はDeNA・池谷蒼大。

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