ラグビーの多様性文化が後押し。同性愛を公表した村上愛梨のチャレンジ。(ラグビーリパブリック(ラグビーマガジン))

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出典元:ラグビーリパブリック(ラグビーマガジン)

東京の女子ラグビーチーム、横河武蔵野アルテミ・スターズの村上愛梨(むらかみ・あいり)。バスケットから転向5年目でサクラフィフティーン(15人制女子日本代表)のキャップを手にした31歳は、同性愛を公表し、「自分に出来ること」のチャレンジを始めている。

「男女ともに分け隔てなく、多様性に対応できるようなスポーツ界でいてほしい。自分はたくさん仕事をしたいタイプ。誰かの役に立つなら、何だってやります」

 3歳でバトントワリングを始め、小学4年から2年間プレーした軟式野球では、日本代表としてオーストラリアに遠征。26歳まで続けたバスケットは中学が出発点で、東京・共栄学園高、千葉・江戸川大、秋田銀行でプレーした。

 江戸川大時代から「ハイクリーンは体重70キロで80キロを挙げていた」(村上)というパワーを誇り、ラグビー転向も勧められたが、ラグビー熱がいよいよ燃え上がったのは銀行員時代の試合観戦。
 秋田・あきぎんスタジアムで行われた秋田ノーザンブレッツ×三菱重工相模原だった。

「お客さんからチケットをもらって初めてラグビーを生で観たんですが、ウイングの選手がトイメンと当たった音が、聞いたこともない音で。なんて激しいんだろうと衝撃を受けて、やらなきゃ、と思ったんです」

 コレと決めたら止まらない性格。女子ラグビーの情報収集から始め、チーム関係者にダイレクトメールで「転向したい」とアタック。大学時代に対戦経験があった元法大バスケ部の中村知春(7人制女子日本代表キャプテン)の活躍も刺激になった。

 ’15年に女子チームの東京フェニックスに入団し、姉妹チームの千葉ペガサスでもプレー。女子セブンズ代表を多種目から発掘する15年のトライアウトに合格し、176cmの体格も武器になり、未来の7人制女子代表として将来を期待された。

「多種目転向のプロジェクトで選んでもらい、当初はリオ五輪の(7人制女子代表)メンバーに帯同して、合宿にも参加していました。でも経験が足りず足を引っ張ってしまったりして、思い悩んで、その矢先に眼窩底骨折をしてしまいました」

 そんなとき、15人制女子の最高峰大会である女子ラグビーワールドカップ2017アイルランド大会を観た。
 初の8強入りを目指した4大会ぶり出場のサクラフィフティーン(15人制女子日本代表)は、11位に終わったものの、参加12チーム中最多のタックル数を記録するなど、勇敢な戦いぶりで楕円球ファンの心を鷲掴みにした。村上にとっても刺激的だった。

「女子のワールドカップを見たときも衝撃で、この人達と試合に出たい、と思いました。本格的に15人制のフォワードを勉強したいと思い、アルテミ・スターズを見つけて移籍を希望しました」

 15人制への本格転向を決め、チーム創設1年目だった横河武蔵野アルテミ・スターズに入団した。そして19年7月のオーストラリア代表戦に追加招集から途中出場を果たし、サクラフィフティーンの1キャップを獲得。即行動し、当初の目標を叶えた。

「あのときは怪我人の追加招集で、バックアップメンバーとして日本にいました。怪我をした子のチームウェアで急遽出発したのでピチピチで。試合は『もっと出来た』と感じる悔しいデビュー戦になりましたが、めちゃめちゃ良い経験でした」

 他種目からの転向でラグビー界に入り、代表キャップまで手にした村上。
 同性愛の公表は、そんな多様性を前提とするラグビーの文化が後押しになった。カミングアウトのキッカケを訊ねると、村上はまず所属チームの存在を挙げた。

「『ありのままでいい』と思わせてくれたアルテミ・スターズの存在は大きいです。ウェルカムな雰囲気で家族のように扱ってくれます。まずヘッドコーチのスティーブ(・タイナマン)が『すべての仲間を受け入れる』という姿勢で、年齢、代表歴、学歴、上手い、下手は関係なく、みんなひっくるめて『仲間』ですね」

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