G大阪倉田「休んでいられない」骨折も次戦強行出場(日刊スポーツ)

ガンバ大阪の日本代表MF倉田秋(28)が右足小指の骨折をおして強行出場する。前日22日の浦和レッズ戦で負傷。スーツに革靴、右足だけサンダルという姿で引き揚げた。一夜明けた23日、大阪・吹田市内の病院で検査を受け、骨折が判明。それでも倉田は「大丈夫。練習からやれる」とキッパリ。29日のホーム、ベガルタ仙台戦はもちろん、残り4試合を突っ走る覚悟を示した。

【写真】一日駅長に任命され、出発の合図をかけるG大阪倉田秋

 G大阪では3月に代表戦でMF今野が左足小指付け根を骨折し、長期離脱を強いられた。だが、榎本チームドクターは「今野の場合は骨が付け根からバラバラになった。倉田は先端の骨折線(ヒビ)なので、痛さはあると思うけれど、様子を見ながら大丈夫だと判断した」と説明する。

 倉田はセレッソ大阪に所属していた11年にも今回と同じように、利き足の右の小指を骨折しながらプレーを続けた経験がある。それを踏まえ「あの時より痛くない。あの時もやれたから、ボールも蹴れると思うし大丈夫」と平気な顔だ。

 日本代表の国際試合で初ゴールから2戦連発中で、さらに燃えている。ブラジル、ベルギーと対戦する11月の欧州遠征でメンバー入りするためにもJ1で結果が欲しい。「休んではいられない。代表へもアピールしないと」と倉田の臨戦への意志は固い。もちろん公式戦9戦勝ちなしと苦しむチームも救いたい。長谷川監督も「チームにとって大切な選手。医師のOKもあるので本人の痛み次第だが、何とかやってくれたら…」と期待する。売り出し中の28歳が、今度は鉄人ぶりを見せつける。【小杉舞】

 ◆倉田秋(くらた・しゅう)1988年(昭63)11月26日、大阪府高槻市生まれ。FCファルコン(高槻)からG大阪ジュニアユース、ユースを経て07年にトップ昇格。10年にJ2千葉、11年C大阪に期限付き移籍。12年にG大阪に復帰した。日本代表は15年東アジア杯で初招集。筋力トレが大好き。172センチ、68キロ。

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