10年菊花賞馬ビッグウィーク、乗馬でも大輪咲かす(日刊スポーツ)

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「極ウマくん」誕生10周年記念の特別連載「10years」、第4回は10年の菊花賞馬で、現在10歳となっているビッグウィークを訪ねた。現在は名をジェミニと変え、京都産業大学で乗馬に。第2の大舞台を目指し、鍛錬を重ねている。

 10歳馬ビッグウィークは今も“ホーム”で躍動している。10年菊花賞の美酒に酔った京都競馬場から、直線距離で20キロ足らずの京都産業大学の馬術部。名前を「ジェミニ」と変え、乗馬として汗を流す。

 入厩は14年5月25日。競走馬を引退した直後のことだった。馬の受け入れに際して、乗馬としての調教が施されたものを優先する団体も少なくない。そんななか「競走馬を乗馬として仕上げていく」(水野慶治監督)過程に注力してきた同大学に縁があったのだ。

 かつてのG1馬も、舞台が替われば日々勉強だ。特に入厩当初は、周りより前に出ようとする競走本能も顔をのぞかせたという。ただ、今は「後ろから馬が来ても大丈夫。止まりなさいと言えば、しっかり止まっている」。昨夏には競技会デビューも果たした。1歩ずつ階段を上っている。

 一流の名残も感じさせる。「のみ込みは早いです。人間が何を求めているかを理解することにもたけている。頭がいいんでしょうね」。温厚で従順な性格を買われ、大学の体育実技にも参加。馬術経験のない一般学生に乗馬の楽しさを伝えている。教育委員会による、不登校の生徒などを対象としたホースセラピーでも活躍。今や、なくてはならない存在になった。

 競走馬晩年には障害に転向し、初戦を勝利した。クラシックホースとしては異例の経歴の持ち主。かかる期待も大きい。同監督は「馬場馬術、障害馬術、クロスカントリー。この3種目を合わせた総合馬術をこなせる馬に育てたい」と展望を語る。飼養管理や手入れなどの技術向上により、乗馬の競技生命は格段に伸びた。豊富な経験を武器に、20歳を超えて一線級で活躍する馬も増えているという。「ジェミニはスタートラインに立ったばかりですよ」。

 22日日曜、今年もまた18頭が菊の大輪を目指してスタートを切る。すぐ近くで、菊花賞馬の“先輩”ジェミニは淀の歓声を聞いている。【柏山自夢】

 ◆10年菊花賞のVTR コスモラピュタが10馬身差以上をつける大逃げ。馬群はばらけ気味で、人気上位勢は中団から中団後方に位置。7番人気ビッグウィークは好位3番手から2周目の3~4角でいち早く進出。残り1ハロンを切って先頭に立ち、1番人気ローズキングダム(2着)以下の追い上げを封じた。初勝利から106日での菊花賞制覇は史上最短記録。

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