【大阪杯】レイパパレ圧勝!在来牝系にディープインパクト、小柄な馬体に宿る近代競馬の底力(SPAIA AI競馬)

出典元:SPAIA AI競馬

当日午後から降り出した雨は想像以上に強く、同舞台の9R明石特別は前後半1000m1分1秒8-59秒6、二ホンピロスクーロが2分1秒4で逃げ切った。それから75分後の大阪杯は、前後半59秒8-1分1秒8、2分1秒6。前後半が反転するような時計構成にもかかわらず、同じ逃げ切り。レイパパレは恵まれたわけではない。

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レース直前、重馬場に変更。馬場は相当に悪く、コントレイルやグランアレグリアの能力を削いだ、それは事実。競馬は自然要因の影響を強く受ける競技。路面は一定に保たれず、条件は平等であっても能力を等しく発揮できない。問われる適性が、距離や路面の状態、ラップ構成で入れ替わる。馬券を成立させるには必要な要素だ。大阪杯は急速に悪化した馬場の内回り2000m、その適性が結果にあらわれた。

レイパパレは422キロの小柄な牝馬。6戦6勝、無敗での古馬G1制覇は、グレード制導入以降、ファインモーション、クリソベリル以来3頭目。無敗三冠馬と最優秀短距離馬を相手に達成した。

その母シェルズレイは日本の在来牝系をつなぐ馬。その母オイスターチケットといえば、父はアニメやゲームで人気のウイニングチケット。その母パワフルレディから父系はマルゼンスキー、ニジンスキーへ。母系はテスコボーイからプリンスリーギフトへとたどる、オールドファンには懐かしいスピード血脈。オイスターチケットの母ナムラピアリスの父系もトウショウボーイ、テスコボーイを経て、プリンスリーギフトにつながる。またその母系をたどると、フロリースカツプへ行きつく。

フロリースカツプは明治40年に小岩井牧場が基礎牝馬として英国から輸入した一頭。日本近代競馬に枝葉を伸ばし、そこからスペシャルウィークやウオッカが誕生した。つまりレイパパレは、伝統ある牝系に日本競馬の歴史を彩った血が入り、その先端部分で、2000年代前半に活躍した母の父クロフネや父ディープインパクトの血が合わさった牝馬。小柄でも他馬が苦しむ泥んこ馬場を力強く走る姿は、在来牝系の底力とクロフネやディープインパクトの血の象徴だった。

川田将雅騎手も他馬の機先を制してハナへ行かせ、4コーナーで後続を引きつけつつも、直線入り口で馬場状態がいい外に持ちだす好プレー。グランアレグリアやコントレイルの脚色を測った、計算し尽くされた選択だった。3着コントレイルにつけた0.9差は、次走以降、また違う条件で縮まるだろうか。楽しみが増えた。

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