ロッテ・井口新監督の“初仕事”はメジャー流 “上から目線”ではない選手とのコミュニケーション(サンケイスポーツ)

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 ロッテの新監督に、今季限りで現役を引退した井口資仁氏が就任した。12月4日で43歳になる若き指揮官は、米大リーグでプレー経験のある日本人としては12球団初の監督でもある。

 「メジャーがすべていいわけではない。日本の野球のいいところもある。両方のいいところを『色』として出せればいいと思います」

 監督としてのスタートを見る限り、「メジャー流」が色濃く出ているように思う。井口監督が理想の監督像として挙げているのは米大リーグ、ホワイトソックス時代の監督で、2005年にともにワールドシリーズを制したオジー・ギーエン氏。ギーエン氏は巧みなコミュニケーションで選手をまとめ、機動力を生かしたスモール・ベースボールを展開してメジャーの頂点に立った。

 「コミュニケーションが大事だと思っている。監督になると、(選手との)距離が空きがちになる。常に選手と向き合って、声をかけるようにしていきたい」

 その言葉通り“監督初仕事”となった「みやざき・フェニックスリーグ」視察(10月15-17日)では、ことあるごとに選手に声をかけた。12年に鳴り物入りで入団しながら伸び悩む左腕・藤岡のブルペンでの投球を見守ると「直球を磨こう。先発として期待している」と激励。プロの壁にぶち当たっている平沢には「やっていることは間違っていない。レギュラーを取れ」と努力を後押しした。

 決して“上から目線”ではない。プレーを見守った後に、柔和な表情で選手と話をするのが印象的だった。「今シーズンまでは選手同士でしたから、話をしやすい。自分の方からも聞きやすい」と藤岡は言う。

 強烈なオーラを発して選手を引っ張っていくのではない。密にコミュニケーションを取りながら選手の良さを引き出していくタイプだろうか。

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