【ラグビー】キヤノンのホセア・サウマキは、一時「資格なし」とされた日本代表入りをあきらめない。(ラグビーリパブリック(ラグビーマガジン))

出典元:ラグビーリパブリック(ラグビーマガジン)

右の首筋に「ケサイア プア」。結婚前のパートナーの名前を、カタカナで刻んである。ホセア・サウマキは口角を上げる。

「日本は、自分の国。心から」
 
 人呼んで「トンガンゴジラ」。おもにタッチライン際のWTBへ入り、身長190センチ、体重107キロの強靭な身体で防御網を破る。駆け抜ける。

 力と速さは世界でも通じた。2018、19年には国際リーグのスーパーラグビーへサンウルブズの一員として挑み、トライを量産する。

 社会情勢が変わったいまは、2017年加入のキヤノンに腰を据える。

 2月21日、東京・町田市GIONスタジアム。国内ラグビートップリーグの初戦では、強烈なキックオフタックルを何度も放った。後半28分に退き24-26と敗れるも、鮮烈な印象を残す。

「練習したから。練習でやらないと、試合ではできない。あの(試合前の)週は、何回も(キックオフタックル)を練習しました」

 初来日は2013年。故郷を離れる前から、父のホセア・アマナキ・サウマキさん(ファーストネームは自身の、ミドルネームは弟の名前と同じ!)と誓い合った。

 絶対に日本で活躍すると。

「お父さんの言葉をちゃんと聞いて、死ぬまで忘れないように心に残して。それがモチベーションね」

 決意がより固まったのは2014年夏。大東大の2年生だった頃だ。

 8月17日は長野・菅平で早大と練習試合を実施。2トライを挙げて勝利に喜んだが、まもなく、父の逝去を知らされた。祖国へ戻り、葬儀に参列した。

 そのままとどまろうかと思ったが、まもなく、考えを改める。祖父に言われたからだ。

「お父さんとの約束、もう忘れた?」

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