【センバツ】京都国際、甲子園に韓国語校歌を響かせた…99年夏の府大会0―34から出発、ついに聖地1勝(スポーツ報知)

出典元:スポーツ報知

◆第93回センバツ高校野球大会第5日 ▽1回戦 京都国際5-4柴田=延長10回=(24日・甲子園)

 京都国際が延長10回の末、柴田(宮城)との春夏通じて初出場同士の対決に競り勝った。前身は京都韓国学園で、民族学校をルーツに持つチームが初めて甲子園で勝利を挙げた。史上初の開催5日連続で延長戦となった激戦を制し、話題となっている韓国語の校歌を聖地に響かせた。

 聖地に韓国語の校歌が響き渡った。中川勇人は「気持ち良く歌えた」と喜びをかみしめた。2008年就任の小牧憲継監督(37)も「OBの顔が思い浮かんだ」と春夏通じての初出場初勝利に感慨深げだ。

 3―3の延長10回。1死二塁で、3番の中川が決勝の右前適時打を放った。「ここで1本出すのが僕の使命。執念で打った」と右手を突き上げた。昨年の母の日は、初美さん(49)に薄ピンクのスニーカーをプレゼント。履いて応援した母の前で、2年生がスタメン4人のチームで3年生の意地を見せた。

 前身の京都韓国学園は1999年に外国人学校として硬式では初めて日本高野連加盟。その夏の府大会は、当時1年生の小牧監督が出場していた京都成章に0―34で1回戦負けした。関大卒業後に就職も「ボーナスをもらえる2日前に銀行をやめた。アホなんです」と笑う指揮官が、06年から外部コーチを務めた。

 「始めの頃は野球にすらならなかった」と小牧監督。08年秋は部員9人だけ。「始めは軍隊みたいにバチバチでやっていた。昔は教え魔。それでは人は育たない」と気づいた。中学まで泣かず飛ばずの選手がプロ入りしたことや、勝利より育成重視の方針で強豪校に変貌。現部員40人は全員日本人で、キムチが食べ放題という寮生活を送っている。

 聖地1勝に「ミスばかりで完璧な負け試合。みんなで勝ちたい気持ちの結集」と小牧監督。四つ子を含む5人の子供のパパが、創部22年目で高校野球版「スクール☆ウォーズ」をやってのけた。(伊井 亮一)

 ◆中継歌詞に和訳

 〇…中継するNHKの映像では、京都国際の韓国語校歌の歌詞がハングルと日本語訳のテロップ付きで流された。ハングルの歌詞には韓国が日本海の呼称として主張する「東海」が含まれるが、「日本語訳は学校から提出されたものです」という注釈付きで、日本語では「東の海」と表記された。また、球場周辺では警察が巡回していたが、大きな混乱はなかったもようだ。

 ◆京都国際 京都市東山区の私立校。1947年、前身の京都朝鮮中開校。58年、京都韓国学園設立。2003年、京都国際学園設立。04年、現校名で開校。週3度の韓国語授業など日韓英のトリリンガル教育を掲げる。生徒数136人(20年4月現在)。府大会最高成績は19年春の優勝、同年夏の準優勝。主なOBは曽根海成(広島)、上野響平(日本ハム)、早真之介(ソフトバンク)、釣寿生(オリックス)。

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