【ラグビー】Hondaの2人は特別な思いでトヨタに挑む〈後編〉 FL近藤雅喜はフーパーとの対戦が待ち切れない。(ラグビーリパブリック(ラグビーマガジン))

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出典元:ラグビーリパブリック(ラグビーマガジン)

トップリーグ初先発。そりゃ高まる気持ちを抑えきれないさ。
 淡々と受け答えをするHonda HEATのFL近藤雅喜だって、内に秘めた熱い思いは時折、外に漏れる。

「早くマイケル・フーパーとコンタクトしたいです。トップリーガーのみんな、特にバックローはあれだけの国際レベルの選手と試合できるのを楽しみにしてますし、自分自身がステップアップできるチャンスでもある。早くやりたくてうずうずしてます」

 182センチと決して大柄ではない体躯に、そのフーパーをお手本とする日本のラグビーマンは多い。近藤も「(その凄さは)僕からは説明いらないですよね」と笑うほど、ワラビーズのキャプテンは注目の的だ。そんな選手とバチバチできる。ひとりのラグビーマンとして、同じバックローとして、これほどワクワクすることはない。

 3月6日のトップリーグ第3節は、連敗中のHondaと連勝中のトヨタ自動車が激突する。開幕から2試合リザーブで出場していたフーパーは、キアラン・リードと変わってトップリーグ初先発が決まった。対する近藤も4年目で初先発を勝ち取った。

 ダニー・リーHCは信頼を寄せる。
「FLポール・スクーマンが(軽い)ケガをしてしまったけど、今までチャンスに恵まれなかった選手たちにとっては最高のチャンス。みな優れた選手たちで、(誰かが離脱しても)次の選手が次の選手がとカバーできるようになってきているし、層の厚さが出てきた。そういったメンバーも気持ちの準備ができている」

 外国人選手ひしめくバックローで、初先発を飾るまでの道のりは決して平たんではなかった。第6節で終わってしまった昨季は層の厚さに苦しみ、リザーブでの出場で2試合。プレー時間はトータル32分だった。
 加入初年度こそ多くの試合でリザーブから出場したが、いかんせんそこはトップリーグの舞台ではない。昇格した2年目は開幕戦のメンバーに入るも、出場機会はなし。その後、セブンズ日本代表に選ばれてトップリーグのシーズンを終えた。
「ようやくチャンスが来たなというのはありますし、今季はひとつ自信を持っている」

 近藤は常にポジティブマインドで物事を考える。見えないウイルスで制限された生活を余儀なくされても、ネガティブに思うことはなかった。
「いろんな試合を振り返ることもできたし、今年自分がやらないといけない責任や覚悟を見つめ直すことができた。プレーでも外国人選手とコンタクトすることが多い中で、そうしたシチュエーションでの体の使い方であったり、日本人の強みをいかに突き抜けるかというのはずっと考えてやってきた。プレシーズンの試合もある程度、外国人選手に対して自信を得られるようなコンタクトやプレーを実感することができていました」

 コンタクトシーンについてはダニーHCも語気を強める。
 近藤の奮起が期待されるところだ。
「トヨタは早い段階で、ダイレクトに強く当たりにくるのではないかと考えている。ただそこでわれわれはフィジカルで負けるつもりはない」

 初先発の舞台はパロマ瑞穂ラグビー場。この瑞穂のラグビー場は近藤にとって特別な場所だ。実家のそばで、ラグビーキャリアのスタートもここからだった。対戦相手がトヨタであることも何かのめぐりあわせに感じている。

「小さい頃からトヨタの緑ジャージーを見て育った人間なので、トヨタは特別な相手。それも瑞穂でやれる。自分の役割、責任は確認できているので、あとはそれを試合で実行するだけ。トヨタに対してチャレンジするだけです」

 世界のスター、特別な相手、慣れ親しんだラグビー場。
 初先発の舞台は完璧に整っている。

(文:明石尚之)

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