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出典元:スポーツ報知
◆オープン戦 日本ハム3―2ロッテ(16日・札幌ドーム)
弾丸ライナーが左翼席に飛び込んだ。最後は左手一本になりながらも、中田が迫力満点の打球を生み出した。0―0の初回2死一塁。カウント2―2から小島の真ん中低め143キロの直球を仕留め、オープン戦3号2ランを放った。2試合をまたいでの2打席連発に「打球は上がらなかったけど、スタンドまで届いてくれてよかった」。本番モードに突入したラスト5試合の初戦で存在感を放った。
春季キャンプ終了時点では、コロナ禍による外出自粛などで調子が上がらず「今年はゴミです」と嘆いた。14日の広島戦(マツダ)で本塁打を放った時には「ちょいゴミ」と上向いたことを独特な言葉で表現。「今は気持ちのいいスイングができている。あとは逆方向にしっかりとした打球がもっと打てるようにしたいですね」。チームの絶対的4番に本来の姿が戻ってきた。(後藤 亮太)