【ラグビー】ナエアタが日本代表デビューへ好調維持。雌伏期間はW杯戦士とも交流。(ラグビーリパブリック(ラグビーマガジン))

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出典元:ラグビーリパブリック(ラグビーマガジン)

願いを叶えそうだ。

 27歳のナエアタ ルイは、2023年のワールドカップ・フランス大会出場へまい進する。

 日本代表の藤井雄一郎ナショナルチームディレクターによると、2021年の代表活動はトップリーグの全日程が終わった5月下旬以降に始まる。

 2020年までに日本国籍を取ったナエアタは、2月20日に開幕のトップリーグで2戦7トライと躍動。早期の代表戦デビューへ好調を保つ。

「もっともっと試合に出たい。チャンスがあればいいパフォーマンスができるよう頑張りたいです」

 身長193センチ、体重118キロ。ポジションはスクラム後列中央のNO8も、チーム戦術上、グラウンドの端で豪快に駆ける。タックルされても簡単にはタッチラインの外へ出ず、器用に仲間へ球をつなげる。守ってもタックル、ジャッカル、肉弾戦への圧力で際立つ。

 出会いに育てられた。2018年に神戸製鋼入り後、元ニュージーランド代表アシスタントコーチのウェイン・スミス総監督、デーブ・ディロン ヘッドコーチの薫陶を受けてきた。

 身体に強さとキレがあるのは、2020年までに体脂肪率を約6パーセントも削ったから。学生時代に好きだったケンタッキーフライドチキンやアイスクリームの摂取は、それぞれ2週間に1回程度にとどめている。

 相手に捕まってもパスができるのは、「ターゲット(受け手)をしっかり見る」よう意識づけられているから。圧力下での正確なハンドリングを、部内の必修科目として学んでいる。

 ピンチの場面で身体を張れるのは、平時から接点の練習で「自分の身体の高さ、ボディポジション(体勢)」を確認し続けているから。グラウンドに横たわる時間が長ければ、首脳陣からミーティングで突っ込まれる。緊張感に後押しされる。
 
 大阪・東大阪市花園ラグビー場での初戦では、昨季全敗のNECに47-38と苦しんだ。ただし28日は、ホームの兵庫・神戸ユニバー記念競技場でキヤノンを73-10と下す。自らインゴールを5度も陥れ、マン・オブ・ザ・マッチに輝く。

 課題の解決を喜ぶ言葉には、組織の一員として個性を磨いた経歴がにじむ。

「グラウンドでの立ち幅(ポジショニング)とか、自分たちの仕事をちゃんと明確にしたら、いい結果が出ました」

 トンガで生まれ育った。父のオペティさん、母のレシエリさん、姉のハイシーニさん、自身、妹のティナさん、弟のラファさんの6人家族だった。幼少期は父についてテニスを楽しむかたわら、サンダルをボール代わりにタッチフットをしていた。

「僕は小さい時、学校ですごくまじめだったと、親が言っています」

 やがて楕円球で生計を立てたいと思い、トンガカレッジ(高校)を経て2014年に初来日。最初に加わった北関東の流経大では、日本語の上達を支える仲間、やがて妻となる友里加さんと出会った。ラグビー部でのパフォーマンスを、神戸製鋼との契約につなげた。

「日本人はあいさつがきれいですし、ごみも適当に捨てない。いろいろ、学んでいます」

 2020年のトップリーグでは、全体の半分も消化せぬうちにリーグ不成立を受け入れた。もっとも出場できた試合での活躍から、水面下で日本代表候補にリストアップされた。

 春から夏は母校のグラウンドへ通い、代表スタッフに託されたメニューで身体をいじめ抜いた。折しも、茨城県内の妻の実家に滞在していた。

「シーズンが終わってからはトンガに帰れなくて、ずーっと日本にいました。ずーっと練習して、早く試合に出たいと思っていました」

 当時は、代表候補によるオンラインミーティングにも出席。2019年のワールドカップ日本大会出場組とも顔を合わせた。

「ちょっと、恥ずかしいです」

 深くしゃべったことのない選手と間接的に言葉をかわすのは、どこかこそばゆかったようだ。

「神戸のメンバーとか、同じトンガの選手と人とかはだいたい、わかる(面識がある)んですけど…。(代表選手は)皆、優しそうでした。おもろい話もしたり。(改めて)会う時を楽しみに待っています」

 現在実施中のシーズンは、画面越しに触れた戦士たちと「再会」する旅でもある。引き続き、あいさつ代わりのプレーで驚かせる。

(文:向 風見也)

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