【飛込】寺内健×坂井丞 「年齢12歳差コンビで飛込初のメダル獲得へ!」(BBM Sports)

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出典元:BBM Sports

全競技の中でもっとも早く東京2020オリンピックへの出場内定を勝ち取ったのが、シンクロナイズドダイビング3m飛板飛込の寺内健選手と坂井丞選手。2人は12歳の年齢差がありながらも、息ぴったりの演技を披露する相性抜群のコンビ。過去、お互いに個人でオリンピックに出場した経験を持つ寺内選手と坂井選手が、2人で挑むオリンピックへの思いをスポーツ情報マガジン「スマイルスポーツVol.85」の対談で語ってくれた。(※取材は2021年1月26日にオンラインにて行いました)

【画像】寺内・坂井ペアのシンクロした演技

――お二人は12歳の年齢差がありますが、コンビを組む以前から親交があったそうですね。

坂井 自分の両親が飛込のコーチをやっていて、小さい時から試合会場に連れていってもらっていました。(寺内)健くんはすでにトップ選手として活躍していて、会場で会えば優しく接してくれたというのが最初の記憶です。
 

――「健くん」という呼び方なのですね。

坂井 はい。健くんには本当に小さい頃からお世話になっていて、幼稚園の時には体操教室で教わっていたこともあります。その当時は「健ちゃん」と呼んでいたのですが、大人になって「健くん」に成長しました(笑)。

寺内 僕は、「丞」と呼んでいます。
 

――初めて出会った時が幼稚園児だった坂井選手と、のちにシンクロを組むことになるとは想像できませんよね。

寺内 まったく想像もしていませんでした。ご両親が飛込をやっていたから、丞もいずれは競技をやるんだろうなとは思っていました。ただ、12歳も年が離れているので、彼が成人した時に、自分が競技を続けていることが想像できませんでした。

 
――そんなお二人が初めてシンクロを組んだのは2015年のプエルトリコでの国際大会でした。当時のことは覚えていますか?

寺内 鮮明に覚えています。そもそも自分たちは「シンクロをやろう」と決めて組んだわけではないんです。その大会には個々で出場していて、個人戦が終わった後に現地の関係者の方から「やってみたら?」と提案されました。そこで「やってみようかな」くらいのノリで出場したのです。

坂井 僕も鮮明に覚えていますね。どちらかというと、組みたくないなという気持ちだった記憶があります(笑)。

寺内 お互いに個人で大会に出場していたのが、急にシンクロをやることになって、なんか変な感じだなという印象でしたね。
 

――その大会でいきなり優勝を果たしました。優勝した時はどんな気持ちでしたか?

坂井 お互いにシンクロは初めてだから、合わないだろうと思って練習をしたら「あれ?意外と合うぞ」という感じはありました。でも、これくらいで勝てるとは思っていなかったので、気負わずにリラックスした状態で臨めたのかもしれません。

寺内 無欲に近い感じだよね。僕らはシンクロをやったことがないし、お互いに「最初の号令だけ合わせて全力で飛ぼう」みたいな感じだったと思います。

 
――最初はノリだったものが、本気に変わるターニングポイントとなった出来事は?

坂井 2016年リオデジャネイロオリンピックの予選会ですね。やはり個人に重きを置いていたので、シンクロは「いけたらいいな」くらいの気持ちでした。結果、あと少しのところでオリンピックには届かなくて、本気度が足りなかったと感じました。そういう悔しい思いをしたことが、スイッチになったと思います。

寺内 オリンピック本番は8組しか出られないので、国際大会でランキング8位に入る必要があります。僕らは予選会では9位でした。意外にいいところまでいけたと思う反面、あと一歩でオリンピックにいけなかった悔しさ。この悔しさがあって、「やってやろう」という気持ちが一致したと思います。

――寺内選手は今度が6度目のオリンピックです。これまでとは違う感覚ですか?

寺内 違いますね。オリンピックの舞台で、2人でシンクロを戦うことを想像したら、ワクワクというよりも、どんな緊張感なのかという不安があります。個人では緊張しても自分の責任の中でパフォーマンスができるのに対して、シンクロは自分が失敗したら相手にも迷惑がかかる。ただ、それを考えていたらいいパフォーマンスはできないし、難しい気持ちで臨むことになるのかなと考えると、ものすごく緊張することがあります。

坂井 自分は逆の考えです。シンクロをやっている時は個人の時よりも安心して試合に臨めているので、心配な気持ちはありません。個人で朝から一人で練習して試合に臨む時のほうが、いろいろ考えることが多くなってしまうので、健くんと一緒のシンクロのほうが安心感がありますね。

 
――それでは最後に東京2020オリンピックへの思いを聞かせてください。

坂井 今はオリンピックが開催されるかどうかという中で、日々の練習を本当にやっていていいのかなという気持ちもあります。何よりも人命を第一優先に、みんなが安心できる、万全な状況で開催されるとしたら、オリンピックに向けて人生をかけてやっていますので、最大限の準備をして、メダルを目指していきたいです。

寺内 僕も気持ちは丞と同じです。世界がこういう状況ですから、絶対にオリンピックが優先されるべきだとは思っていません。ただ、安全が確保されて開催された暁には、メダルを獲るという目標に向かってやっていきます。海外の選手たちが日本にやってきて、激闘を繰り広げると思いますが、オリンピック自体が平和の祭典なので、そうした激闘を通してコロナ禍で大変な思いをした人たちに向けて、何かメッセージを発信できたらと思っています。

 
こちらの対談のほか、本気で2人でオリンピックを目指すきっかけとなった大会や、年齢差があることのメリット・デメリット、東京オリンピックへの出場権を得た2019年の世界選手権の思い出など、のカラー2ページにわたる対談のすべては、3月1日に(公財)東京都スポーツ文化事業団が発行した『スマイルスポーツVol.85』に掲載されています。

寺内健(てらうち・けん)※写真左
1980年8月7日生、兵庫県出身。中学2年生の日本選手権で史上最年少優勝を果たすと、96年アトランタ、00年シドニー、04年アテネ、08年北京、16年リオデジャネイロとオリンピック5大会に出場。6度目のオリンピックとなる東京2020大会はシンクロナイズドダイビング3m飛板飛込に加え、個人3m飛板飛込での出場も内定している。ミキハウス所属。

坂井丞(さかい・しょう)※写真右
1992年8月22日生、神奈川県出身。両親とも飛込選手で早くから競技を始める。高校3年生のインターハイでは3m飛板飛込、10m高飛込で二冠を達成。2009年から世界選手権に6大会連続で出場し、16年のリオデジャネイロオリンピックにも出場を果たした。ミキハウス所属。

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