五郎丸歩、本拠地ラストゲームでキック「思い出が詰まっている」ヤマハスタジアムに別れ(スポーツ報知)

出典元:スポーツ報知

◆ラグビー トップリーグ第4節 キヤノン40―32ヤマハ発動機(14日、ヤマハスタジアム)

 ヤマハ発動機はヤマハスタジアムでキヤノンに32―40で敗れ、今季限りでの引退を表明している元日本代表FB五郎丸歩(35)の本拠地ラストゲームを勝利で飾れなかった。最大15点差つけられながら後半35分には32―33と詰め寄ったが及ばず。五郎丸は試合後「13年間戦ってきたスタジアムで恩返しできなかったのが心残り」と悔しがった。次節(27日)は神戸製鋼と対戦する。

 五郎丸の本拠地でのラストマッチは苦い結果に終わった。今季、チームがヤマハスタジアムでリーグ戦を行うのは1試合だけ。「ファンに恩返ししたい」と必勝を期していた元日本代表は「申し訳ない気持ちでいっぱいです」と話した。

 思いをこめて80分を戦い抜いた。前半3分に先制トライを許したが、同14分にPGを決めて追いかける。チームも前半終了間際からペースをつかみ、後半3分に逆転。強風に流され、コンバージョンキックはポストを直撃して不成功も、再逆転されて迎えた同16分には左サイドへロングパス。WTBマロ・ツイタマ(24)の4戦連続となるトライの起点になった。

 猛反撃を見せた後半33分と35分には2本連続でキックを成功。32―33と1点差に詰め寄った。声援が禁止されているなか、それでも詰めかけた観客6436人からは、ヤマハスタジアムで成功させた最後のキックに拍手があがった。

 試合後は仲間と一緒にグラウンドを1周して、感慨深げにスタンドを見渡した。08年に早大から入団。12年から2季連続で得点王に輝き、15年W杯で国民的なスターとなったが、ファンサービスは忘れなかった。入替戦に回った11年2月など苦しい時期も声援に支えられ、13年間戦ったスタジアムを「思い出が詰まっている」と振り返った。

 連勝は逃したが、下を向いていられない。2週間後には神戸製鋼とぶつかる。「追い上げる力がついたことは収穫。残された試合を頑張る」と五郎丸。続く最後のシーズンへ、課題を修正して強敵に挑む。(里見 祐司)

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