【巨人】坂本勇&陽岱鋼が初タッグ…異例の12月ハワイ合同自主トレ(スポーツ報知)

オパシー・アンチバクテリアルハンドジェル

細菌・ウイルス消毒用のハンドジェルです。

・高い殺菌作用を誇る「擦り込み式」

・小さなお子様でも使用が可能

・肌にやさしい潤い成分も配合

巨人・坂本勇人内野手(28)と陽岱鋼外野手(30)が12月に米ハワイで合同自主トレを行うことが12日、分かった。坂本勇は夏場に失速した反省を踏まえ、異例となる早期始動で体を鍛え上げることが狙い。陽が合同トレを願い出て、タッグが実現した。「サカ・ヨー」コンビが早くも今季の雪辱へ向け動き出す。

 「今季はもう終わったことです」。坂本勇の視線は既に来季を見据えていた。「12月から体を動かしておかないとダメなんで、しっかり準備していきたい。暖かい場所で早くから動いて体をつくって、来年に向けて盤石な状態にしておきたい」と始動を早めることを宣言。例年であれば国内で休養する時期だが、体をいじめ抜く覚悟を示した。

 今季は3月に第4回WBCに出場。開幕後はシーズン中盤まで首位打者争いをするも、疲労がピークを迎えた8月に入り成績が急降下した。最終的には打率2割9分1厘、15本塁打、61打点。チームも11年ぶりのBクラスに転落。07年に始まったCSに、初めて進出できなかった。「プロに入ってこれまでは優勝争いしかしてこなかったので悔しい」と主力打者としての責任を痛感。失速の原因となった“鬼門”の夏場を乗り切る体力をつけるために、異例ともいえる年内海外トレに踏み切ることを決断した。

 期間は約2週間を予定し「体幹も鍛えますし、下半身も重点的にやるつもりです」と気合十分。さらに今回は2つ上の先輩・陽との合同トレ。普段から仲が良く、互いの実力を認め合う2人が同じ練習時間を共有する。初タッグで得られるものも大きいはずだ。

 一方、日本ハムからFA移籍した陽は下半身のコンディション不良もあり、戦列に加わったのは6月。8月は3割2分3厘、5本塁打、16打点を稼ぐもチームがCS争いの佳境に入った時期に不調に陥った。体重が5キロ落ちたことに加え「練習量が少なくなって思うようなスイングができなくなった」ことが原因だった。

 最終的に87試合で2割6分4厘、9本塁打、33打点。例年なら12月は故郷・台湾で自主トレを行うが、「FAで来て何もできなくて申し訳なかった。来年こそはやり返したい。1年を通して活躍できるように。来年こそは勇人を胴上げする」との思いからタッグ結成を願い出た。「勇人は野球に対してストイック。見習う部分は多い」と語った陽。2人の共通目標はV奪回。「サカ・ヨー」コンビが来季の巻き返しへ、早々に動き出す。(長井 毅)

 ◆坂本勇の過去の自主トレ始動

 ▽08年1月 2日に地元の兵庫・尼崎市内のスポーツジムでウェートトレを敢行。1週間後、阿部とともに初のグアム自主トレに参加した。

 ▽09年1月 08年末から「肉体改造計画」を実行。1月のグアム自主トレでも続行し74キロの体重を80キロ台にするため筋トレと1日5食も継続させ、パワーアップを図った。

 ▽11年1月 グアム自主トレで「正座ノック」を導入。手首のスナップだけで送球するメジャー流のスローイング練習を行った。

 ▽12年1月 リーグワーストの18失策からの挽回へ、1次自主トレとしてヤクルト・宮本に弟子入りし愛媛・松山市内で合同自主トレに参加。1セット約300球のゴロ捕球を3回行うなど猛特訓を受けた。さらにグアムで2次自主トレも行った。

 ▽13年1月 グアム自主トレ初日に1500グラムのバットでロングティーを敢行。シーズン20本塁打を達成する狙いがあった。

コメントを残す