出典元:SPAIA AI競馬
今週は中山芝1800mを舞台にGII・中山記念が行われる。春の中距離王決定戦、GI・大阪杯に向けての重要な前哨戦だ。中山金杯で重賞初制覇を飾ったヒシイグアス、逃げの一手で昨年のクラシック戦線を盛り上げた重賞2勝馬バビットなどが伝統の一戦に臨む。
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当該コースが舞台の重賞は4レース。グレード順に今週のGII・中山記念、皐月賞のステップレースの一つであるスプリングS、GIIIはクラブ所属の牝馬などが引退レースに選ぶことも多い中山牝馬S、3歳牝馬限定戦のフラワーCが行われる。2回中山開催に重賞が集中しているこのコースの特徴を過去のデータから分析していこう(使用するデータは2016年2月27日~2021年1月24日)。
まずはコース紹介。スタンド前の直線坂下をスタートしてすぐに1コーナーへと差し掛かり、向正面半ばまで緩やかな坂を下っていく。ほとんど傾斜のない3コーナーから4コーナーを通過したのち、中山名物・わずか310mしかない直線と高低差2.2mを誇る急坂が最終関門として馬たちに立ちはだかる。