◆愛媛国体 最終日▽陸上 女子400メートルリレー決勝(10日・ニンジニアスタジアム)
福島がライバルを蹴散らし、3位まで駆け上がった。アンカーで少年女子100メートル8位の穴沢(会津学鳳高3年)が、2位・京都に0秒02差まで迫り、45秒60でゴール。「全力で走ろうと思った。あと一歩くらいで追いつきそうで悔しいけど、3位はうれしい」と胸を張った。
準決勝では3組2位も、45秒77は全体7番目のタイム。決勝は大外の9レーンからのスタートだった。ただ、チーム全体でバトンパスの練習ができたのは、9月の全体合宿と10日のレース前だけ。成年女子100メートル障害2位で第3走の紫村と成年400メートル3位で第2走の武石(ともに東邦銀行)は高校生2人に「相手は関係ない。ガンガンいこう」とアドバイス。第1走の今川(郡山東高1年)は「安心して思い切りいけた」と3番手争いでリレーし、流れを作ることができた。