日本代表MF香川真司が8日、同日にJリーグYBCルヴァンカップ決勝進出を果たした古巣のセレッソ大阪に激励のメッセージを送った。
6日に豊田スタジアムでニュージーランド相手に勝利した日本代表は、翌7日にハイチ戦が行われる横浜へ移動。8日から試合会場となる日産スタジアムでトレーニングをスタートさせた。
この日はYBCルヴァンカップ準決勝第2戦が行われており、14時からは香川がプロデビューを果たしたC大阪とガンバ大阪が対戦。日本代表にはC大阪から杉本健勇、山口蛍の両選手が、G大阪からは東口順昭、倉田秋、井手口陽介の3選手が招集されており、選手たちは大阪ダービーをオンデマンドで試合を観戦していたという。
注目のゲームは、C大阪が後半アディショナルタイム5分にMF木本恭生が劇的な決勝ゴールを決め、2試合合計4-3で勝利。これには香川も「試合は見てました。最後に(木本が)決めた時は声が出ました」と喜びを隠せなかった模様だ。
16歳でプロ契約を結び、地道な取り組みを重ねながら成長して結果を残して海外へ羽ばたいた香川。だが、もちろんC大阪への感謝は忘れてはいない。
注目のルヴァンカップ決勝は11月4日。埼玉スタジアムで行われる。対戦相手は川崎フロンターレに決まった。
香川はミックスゾーンの最後で「ぜひ初めてのタイトルを取ってほしいですし、僕も応援しています」と古巣のクラブ初タイトル獲得に笑顔でエールを送った。