【クイーンC】軽快ククナ、東京替わりで巻き返しだ (スポーツ報知)

出典元:スポーツ報知

◆クイーンC追い切り(2月10日、美浦トレセン)

 春のクラシック戦線を占う2重賞の追い切りが10日、東西トレセンで行われた。クイーンC(13日、東京)出走組では、東京替わりで巻き返しを図るククナが美浦・坂路で軽快な動きを見せた。

 春の気配を追いかけるように、前向きさが光った。活気あふれる雰囲気のククナは美浦・坂路でダルムシュタット(4歳1勝クラス)を3馬身半追走する形から、馬なりのまま53秒0―12秒3で最後は楽にかわして1馬身先着。しまい重点でスピード感は十分だ。栗田調教師は「動きは良かった。すごく変わった感じはないが、前走も(状態が)良かったし息の入りがいい」と声を弾ませた。

 前走のシンザン記念(4着)後は短期放牧を挟んで心身ともにリフレッシュした。3日に帰厩し、6日の1週前追い切りはWコースを単走馬なりで5ハロン66秒3―12秒6の好時計をマーク。「先週よりは控えめに。前走を使っているぶん、調整しやすい。動きもしっかりして、やれば動くけど、そんなにいらない」(栗田師)と、引き続き好気配が漂う。

 大外15番枠だった前走は、牡馬相手の重賞というタフな相手関係の上、勝ち馬に逃げ切られるなど流れも向かなかった。「馬場が悪いのに内が残ってしまう展開で分が悪かった。一番は馬場ですね。ルメール騎手も脚を取られて気にしていたと言っていた」と指揮官が振り返ったように敗因は明らか。速い時計勝負の傾向が目立つ今の東京コースは、持ち前の切れ味が生かせる絶好の舞台と言える。

 栗田師は「決め手があって操縦性が高い。能力があると思ってシンザン記念に行ったが、運がなかった」と巻き返しに燃える。母クルミナルは桜花賞2着、オークス3着と優れた能力を持ちながら、3歳夏に右前脚の屈けん炎で惜しまれつつ引退した。母の無念も晴らすべく、初タイトルで春の牝馬クラシック戦線へ弾みをつける。(坂本 達洋)

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