巨人・小林 打撃強化で正捕手返り咲く 早出&居残りで特打(スポニチアネックス)

出典元:スポニチアネックス

振って、振って正捕手へ。思いを込めたバットを手に、つまづいた軌道を修正する。沖縄S班キャンプに参加中の巨人・小林誠司捕手(31)の姿から感じるのは強い覚悟だ。

 「僕は周りの皆さんとは立場が違う。練習をするだけでは駄目。考えてやっていけるように」

 球場が報道陣に開放された午前8時30分。すでに小林は外野フェンスに沿い、歩きながら素振りをしていた。その後は舞台を室内練習場に移し、長い棒を使った素振りやポイントを確認しながらのティー打撃などでスイングの軌道を入念に確認した。

 全体練習後には吉川とともに居残り特打。練習時間の大半を打撃に割いている。指導する石井琢朗野手総合コーチ(50)は「(小林)誠司の今年は“死に物狂いで”というコメントがあった。とことんこっちも、死ぬ寸前までやらせてあげようかな」と思いを汲み取り、バックアップする。

 「力があるので、どうしてもスイング自体が大きくなってしまう」と課題を挙げる石井コーチ。今キャンプでは、中堅から右方向への打撃を徹底させ、体の近くからバットを出すという軌道の確認作業を行っている。最短距離でボールの内側を叩ければパンチ力が生きてくる。小林も「反復練習。体に染みこませたい」と徹底して取り組む。この日のフリー打撃では55スイング中、中堅から右方向の打球は48を数え、置きティーを使ったティー打撃でもポイントを近くして何度もスイングを繰り返していた。

 昨季は2度の骨折にも見舞われ、出場はわずか10試合。その間、頭角を現した大城はベストナインに輝き、24歳の岸田も宮崎キャンプで奮闘している。「(大城)卓三も岸田も頑張っている。その中でもう一度、競争で勝つというのは常に意識して頑張りたい」と正捕手奪取に並々ならぬ闘志を燃やしている。

 同学年の菅野との「スガコバ」バッテリーはもちろん、巨人の扇の要に就くために。「やるしかない」と語る背番号22は精度の高いスイング軌道を求め、バットを振り続ける。(小野寺 大)

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