出典元:スポーツ報知
◆第38回 全農 日本カーリング選手権大会▽男子予選リーグ コンサドーレ8―2チームTANI(8日、北海道稚内市・みどりスポーツパーク)
予選リーグが開幕した。開幕試合に登場した3連覇を狙うコンサドーレはチームTANIを8―2で下し、白星発進した。
有利な後攻の第1、2エンドは無得点とし、第3エンドで2点をゲット。静かな立ち上がりとなり、スキップ松村雄太(31)は「(最初の)2エンドは2点取れる状況の中、ブランク(0点)せざるえなくて、ミス。最初2点取ったのは終始こちらのペースでやりたことを遂行できたかなと思います」と振り返った。第7エンドで2点、第9エンドで3点を奪い、終わってみれば大差で勝利した。初戦を制して「毎大会、1試合目が大事。そのあとすごく響いてくるアイスメイク、ショットメイク良かった。自信を持って次に進める」と手応えを口にした。
今大会は22年北京五輪の代表選考を兼ねている。優勝チームが4月に開催予定の世界選手権(カナダ)で上位6位に入れば、日本男子としては2大会連続の五輪出場が決まる。選考規定により、コンサドーレが今大会で優勝すれば、北京五輪の日本代表に内定。自らの手で五輪切符をつかむための戦いがスタートした。