◆第3回サウジアラビアロイヤルC・G3(10月7日、芝1600メートル、東京競馬場、稍重)
2歳馬18頭によって争われ、川田将雅騎手が騎乗した2番人気のダノンプレミアム(牡、父ディープインパクト)が好位から直線でいち早く抜け出し、そのまま押し切って優勝。2歳コースレコードの1分33秒0の好時計で、重賞初制覇を飾った。同馬を管理する中内田充正調教師(栗東)は、新潟2歳Sを制したフロンティアに続いて、今年の2歳重賞2勝目を挙げた。
2着はゴール前で外から追い込んだ1番人気のステルヴィオ(クリストフ・ルメール騎手)が入り、3着はカーボナード(岩田康誠騎手)がだった。
柴田大騎手(コスモインザハート=7着)「距離はもう少しあってもよさそう。緩い馬場でも問題なかった」
戸崎騎手(ルッジェーロ=8着)「大外枠だったので、後ろからになってしまった。あの位置からじわじわ伸びていた」
田中勝騎手(ソイルトゥザソウル=9着)「外枠が厳しかった。内でじっとしたかった」
小牧騎手(ボウルズ=10着)「ゲート裏からテンションが高かった。ゲートをうまく出すぎてしまい、セーブが利かなかった」
三浦騎手(エングローサー=11着)「ゲートがもったいなかった。テンションも高かった。使ってきていたので、今が苦しい時期なのかも。フットワークはいい馬ですし、ここを乗り越えられたら」