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出典元:BBM Sports
1月31日、第40回大阪国際女子マラソンが大阪・長居公園内の周回コースで行われ、東京五輪女子マラソン代表の一山麻緒(ワコール)が2時間21分11秒の大会記録(男女混合レース扱い)で優勝を果たした。
【表】一山の5kmごとのラップとペース(カッコ内はラップ)
一山と前田穂南(天満屋)、東京五輪女子マラソン代表に内定している2選手が参戦して注目を集めた今大会。新型コロナウイルスの影響で公道を使用する当初のコースから、長居公園内の周回コースでの実施に変更。無観客のなか、1周2.8kmのコースを14周と5分の4周走り、ヤンマースタジアム長居でフィニッシュする予備コースはアップダウンがほとんどない平坦なコースであり、また、ペースメーカーには川内優輝(あいおいニッセイ同和損害保険)はじめ、計6名の男子選手が起用されたこともあり、好記録が期待されるなかスタートした。
レースは序盤から一山と前田の東京五輪女子マラソン代表2名が引っ張る予想どおりの展開となった。野口みずきが保持する日本記録(2時間19分12秒/2005年ベルリンマラソン)更新を意識した1km3分17秒ペース(5km16分25秒換算)で走る川内らのペースメーカーに付き、順調にラップを刻んでいくが、13km過ぎからは一山が前田との差を徐々に広げ始める。