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出典元:スポーツ報知
オリックスの能見篤史投手兼任投手コーチ(41)が26日、大阪・舞洲の球団施設で今年初の自主トレを行った。ブルペンで捕手を座らせ、いきなり61球。救援で起用される見込みの大ベテランだが「キャンプでは先発するつもりで球数を投げる」と阪神時代からの投げ込み調整を継続し、3年ぶりの先発という“奥の手”にも備える姿勢を示した。
年明けから12日間行った沖縄自主トレでは1日に150球程度を投げたが「球数自体は全然」と涼しい表情。救援を担った阪神での昨春キャンプも初日から連日ブルペン入り。多い日は100球超を投じた鉄腕は「それは変わらない」と投げ込みキャンプへ準備万端だ。
コーチ兼任だが、まずは「(選手として)戦力にならないといけない」と強調。救援起用が軸となる見込みだが「使い勝手(がいい)というか、うまくまわれるようになれば」と18年5月以来となるスターターも辞さない覚悟だ。(宮崎 尚行)