【相撲編集部が選ぶ初場所7日目の一番】(BBM Sports)

出典元:BBM Sports

初日から連勝を続けていた再入幕の明瀬山が逸ノ城に敗れて、勝ちっ放しは西筆頭の大栄翔だけとなった。前日も大栄翔を取り上げたが、7日目も素晴らしい相撲だったので、取り上げないわけにはいかない。

大相撲初場所7日目 幕内取組結果

この日の対戦相手は関脇の隆の勝。大栄翔にとっては、今場所最後の役力士との対戦になるが、立ち合いで頭からぶちかますとモロ手突きで吹っ飛ばし、左右から強烈な突きを繰り出して圧倒した。

今場所の隆の勝は腰の備えもよく下半身が安定し、地力が伸びている印象だっただけに、何もさせずに圧勝するとは驚きだ。

「立ち合いがよかったので、先手で攻めることができた。内容がいいので、自分でも力がついてきたなと思います。上位に勝てるのは自信になります」とコメントも自信にあふれている。立ち合いの角度、踏み込みとも申し分なく、力がすべて相手に伝わっているようだ。

今場所で突き押し相撲に開眼した大栄翔だが、転機となったのは9月場所後の右ヒジの手術だった。遊離軟骨、いわゆるネズミを除去したのだ。「ずっと右ヒジが痛かったんですけど、9月場所は痛くてどうしようもなく、右が使えなかった」と振り返ったが、手術後は痛みもなくなった。

「11月はリハビリとかあって、完全ではなかったんですけど、それでも二ケタ勝てて安心したことが大きいと思います」と今場所の躍進につながった。

コロナ禍で出稽古ができない中、所属する追手風部屋には自身を含めて6人の関取がいる。相撲のうまい遠藤、スピードのある翔猿、十両では大奄美、剣翔、大翔丸といろいろなタイプの関取と稽古ができる。「いい環境で稽古ができたのは恵まれていると思います」。ちなみに7日目は、この6人の関取全員が白星を挙げている。

前日は優勝について、「まだ早すぎる」と言っていた大栄翔だが、「地元の人も喜んでくれているので、期待に応えられるように頑張ろうって気になります」とコメントが変わってきた。地元の埼玉県朝霞市では今から大変な騒ぎになっているそうだ。埼玉県から幕内優勝力士が出ていないのは大栄翔も知っており、「ずっと埼玉育ち(高校も部屋も)なので、地元の期待に応えたい」と意気込む。

これからは番付が下の力士との対戦となるが、「番付が下でも平幕上位はみんな強いので、向かっていく気持ちでやります」と油断することなく、後半戦の土俵に挑む。

文=山口亜土

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