出典元:スポーツ報知
楽天・小深田大翔内野手(25)が阪神大震災から26年を迎えた17日、自身の躍動で出身地の兵庫県に力を与えることを誓った。京都府内で行っている自主トレを公開し「1年目の時からすごく応援してもらっている。僕が活躍して地元をもっと元気づけられればいい」と決意を新たにした。
自身が生まれる約8か月前の出来事だが、復興とともに人生を歩んできた。「苦しい思いをした方がたくさんいるというのは、小学校から高校までずっと兵庫にいたので聞いてきた」。東日本大震災が発生した宮城県を本拠地に置く楽天でプレーする巡り合わせもある中、兵庫のファンにも雄姿を届ける意欲を常に持つ。
プロ1年目の昨季は新人王を争う活躍ぶりを示した。さらなる飛躍へ、現在は藤田に弟子入りし、研さんを積む。守備の名手の後継者にも名乗りを上げ、今後「ベストナインは取りたい」と小深田。地元への特別な思いも胸に、目標を成し遂げる。(田中 哲)