前巨人・岩隈久志氏、マリナーズ特別コーチで指導者第一歩 担当記者に語った若手に伝えたいこと(スポーツ報知)

出典元:スポーツ報知

マリナーズが12日(日本時間13日)、2012年から18年まで同チームに在籍した前巨人の岩隈久志氏(39)が特別コーチに就任すると発表した。日本時間14日に会見する。同球団ではすでに、イチロー氏(47)が会長付特別補佐兼インストラクターを務めており、“共闘”していくことになる。

 岩隈の役割は、アリゾナ州ピオリアでのキャンプからシーズンを通し、メジャー、マイナー(傘下3Aタコマ)の投手を他の投手コーチらとともに指導していく予定。コーチ業務のほかに、チームのスカウトである能登学氏と日本でスカウティング業務にも携わっていくという。

 マリナーズのデポトGMは「クマ(岩隈氏)のこれまでのキャリアを通したスキルは、ウチのコーチ陣と選手たちにパーフェクトにマッチする。彼はいつでも準備を怠らず、素晴らしい道徳観を持ち、コミュニケート能力にもたけ、それらを成功につなげた投手。彼にはメジャーとマイナーリーグ両方の選手たちを見てもらう」とコメントした。

 岩隈氏は楽天からFAで12年にマリナーズ入り。15年8月12日オリオールズ戦で日本人投手2人目のノーヒッターを達成するなど、3度の2ケタ勝利で通算63勝39敗(日本では近鉄、楽天で通算107勝69敗)をマーク。19年から2年間は帰国して巨人に在籍し、昨年限りで現役引退を表明していた。

 ■巨人若手に送った「楽しむ」「リスペクト」

 岩隈氏は巨人に在籍時から精力的に若手にアドバイスを送った。その言葉に感謝する若手は多い。インタビューで「今の若手に伝えたいことは?」と聞いた際、「楽しむ」「リスペクト」というワードを挙げた。

 楽しむとは「勝負の世界なので自分を追い込み、追い込まれる時がある。そういう中で野球を楽しむと成長につながる」と説明。リスペクトには「選手同士がリスペクトし合うことによって相乗効果が生まれる。リスペクトし合えればし合えるほど切磋琢磨(せっさたくま)して成長できる」と返ってきた。

 実際、G球場では若手のブルペンを楽しそうに見つめ「畠はいい真っすぐを持ってるんだから緩急を生かすことが大事だよ」と直接褒める姿を見た。コーチになっても相手への愛情、敬意を払う姿勢は変わらないだろう。

 引退会見では「野球の伝道師でいられるような存在でありたい」と展望を明かした。日米通算170勝右腕がどのような選手を育てるのか。野球ファンの楽しみがまた一つ増えた。(巨人担当・玉寄 穂波)

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