大野陽子がオール一本で優勝 31歳奮闘(スポーツ報知)

出典元:スポーツ報知

◆柔道マスターズ大会第2日(12日、カタール・ドーハ)

 女子70キロ級で大野陽子(31)=コマツ=が初戦の2回戦から全4試合を一本勝ちで優勝した。決勝は延長の末、ロシア選手を寝技で退けた。男子73キロ級で17年世界王者の橋本壮市(29)=パーク24=は決勝で、京都市育ちの在日3世で18年世界一の安昌林(韓国)に反則負け。立った姿勢のまま相手の肘の関節を取ったと判定された。女子63キロ級の鍋倉那美(23)は決勝で世界選手権3連覇中のクラリス・アグベニェヌ(フランス)に一本負けした。新型コロナウイルス禍の中、無観客開催など感染対策を講じて実施された。

 女子70キロ級は31歳の大野が奮闘した。鬼気迫る表情で相手を組み止めにいき、畳に倒れ込めば執ように寝技を仕掛けた。勢いのあるロシアの若手との決勝はパワフルな投げを何度もこらえ、延長戦の1分59秒に腕の関節を固めながら、縦四方固めでがっちり抑え込んだ。

 決して器用ではなく、猛練習を積んで愚直に勝利へとつなげるタイプ。韓国選手との準々決勝で技ありを奪われた直後に猛攻を仕掛け、背中を抱えて内股からの寝技で逆転した執念が、この日の充実ぶりを象徴した。

 東京五輪代表は逃した。だが18年の世界選手権3位など主要国際大会での豊富な実績の多くは20代後半以降で残したもの。「金メダルを取った人が1番。年齢は気にしていない」と言い聞かせる。遅咲きのベテランはまだまだ貪欲に戦い続ける。

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