東洋大に進学する5000メートル日本高校記録保持者の石田洸介に対して酒井俊幸監督「パリ五輪出場という明確なイメージを持ってほしい」(スポーツ報知)

出典元:スポーツ報知

陸上男子5000メートルの日本高校記録(13分34秒74)を持つ石田洸介(群馬・東農大二高)が今春、東洋大に進学することが12日、正式に決まった。石田は、酒井俊幸監督(44)の指導のもと、東洋大4年時に迎える2024年パリ五輪出場に向けて意欲を示した。

 石田が東農大二高を通じてスポーツ報知などに寄せたコメントは以下の通り。

 「正式に東洋大学に合格しました。入学の決め手となったのは酒井監督のもとで世界を目指したいと思ったからです。自分の在学中の最大の目標は大学4年の年にあるパリ五輪に出場することです。三大駅伝優勝はもちろんですが、その先の世界を目指し、服部勇馬さんや相沢晃さんをはじめとするOBの方々を超える選手になれるよう、酒井監督の指導のもと、頑張ります」

 酒井監督は、スポーツ報知の取材に応じ、石田の入学についてコメントした。4年時のパリ五輪出場を目標に掲げる石田に対し、「現役学生で五輪に出場することは簡単ではありません」と安易に甘い言葉をかけることなく話した。その上で「本気でパリ五輪を目指すのであれば、パリ五輪でどのように戦うのか、その前に日本選手権でどのように戦うのか、明確なイメージを常に持っていなければなりません。毎日の取り組みが大切になります」と強調した。

 昨年、2度も日本高校記録を更新した石田の潜在能力について、酒井監督はもちろん高く評価する。「箱根駅伝で終わる選手ではありません。石田に勝ちたいと思っている同世代のライバルがたくさんいると思うが、その中で先陣を切って世界を目指してほしい」と大きな期待を寄せた。

 石田は中学時代から注目された逸材。福岡・浅川中時代には3種目で日本中学記録をマーク。2018年の全国都道府県対抗男子駅伝では中学生区間の2区(3キロ)で8分14秒の区間新記録で15人をごぼう抜きした。

 中学卒業後、地元を離れ、群馬・高崎市の東農大二高に進学。城戸口直樹監督の指導のもと、3年時に大きく成長した。昨年7月18日に行われたホクレン・ディスタンスチャレンジ千歳大会5000メートルで13分36秒89の日本高校新記録をマーク。佐藤秀和(宮城・仙台育英)が04年にマークした従来の日本高校記録(13分39秒87)を16年ぶりに約3秒更新した。さらに昨年9月27日の東海大長距離競技会5000メートルに出場し、13分34秒74と再び日本高校記録を更新した。

 未知数の潜在能力を持つ石田に対し、多くの大学が勧誘。その中で、東京五輪マラソン代表の服部勇馬(27)=トヨタ自動車=、東京五輪1万メートル代表の相沢晃(23)=旭化成=ら多くの名ランナーを育てた酒井監督の指導を求めて、東洋大進学を決断した。

 ◆石田 洸介(いしだ・こうすけ)2002年8月21日、福岡県出身。18歳。北九州市立浅川中3年時に全国中学校大会で1500メートル、3000メートルの2冠。1500メートル(3分49秒72)、3000メートル(8分17秒84)、5000メートル(14分32秒44)の3種目で日本中学記録を持つ。18年に東農大二高に進学。5000メートル(13分34秒74)は日本高校記録。1万メートル(28分37秒50)は日本高校歴代7位。172センチ、58キロ。

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