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出典元:スポーツ報知
1月11日の中山6R・3歳新馬戦(ダート1800メートル=10頭立て)は、7番人気の伏兵トミケンベレムド(牡、美浦・小西一男厩舎)が直線で早めに抜け出し、完勝した。勝ち時計は2分1秒9。
前半1000メートル1分11秒9の超スローペースだったが、道中はジョッキーの野中悠太郎騎手が促しながら4番手を追走。向こう正面でまくり気味に上がるヤギリエールに呼応するようにエンジンがかかって同じように上がっていくと、直線ではラスト200メートル手前で早くも先頭に立ち、そのまま2馬身1/2差をつける完勝だった。
2着に10番人気のヤギリエール、3着には9番人気のクープドゥフランスが入り、3連単115万3850円の大波乱となった。
今年初勝利となった野中騎手は「テンは進んで行かなかったけど、まくってきた2着馬に反応して動いてくれた。そこからはスムーズだった」と納得の表情を浮かべた。管理する小西調教師も「2着馬がきてくれてハミを取ってくれた。良くなってきそうな感じはある」と、今後に期待した。