駿台学園が4強、「立体バレー」中田主将が演出! 日本代表の関田を手本に/春高バレー(サンケイスポーツ)

出典元:サンケイスポーツ

全日本高校選手権第3日(7日、東京体育館)ジャパネット杯「春の高校バレー」第73回全日本バレーボール高等学校選手権は、男女の3回戦と準々決勝が無観客で行われた。男子は駿台学園(東京第1)が、セッター中田良(3年)のトスワークがさえ、2年連続のベスト4進出を決めた。

 的を絞らせない。駿台学園の「立体バレー」が仙台商を翻弄する。攻撃のタクトを振ったのは、主将でセッターの中田だ。前回に続く準決勝進出の立役者となった。

 「うちはアタッカーが強力。気持ちよく決めさせようと思っていました」

 初戦から3試合連続のストレート勝ち。準々決勝でも大黒柱の鮮やかなトスワークが光った。前後衛に球を散らし、ノーマークのスパイクを生み出す。身長173センチと小柄ながら、ツーアタックにブロックも決める奮闘ぶりだった。

 憧れのセッターは、日本代表で身長175センチの関田誠大(27)=堺。「スパイカーの使い方がうまいんです」。似た体格のプレーヤーを手本に、相手の陣形を確認してからトスを上げることを心掛けている。

 新型コロナウイルス禍による活動自粛期間は、個人で練習に励んだ。約20キロの重りを学校から持ち帰り、それを抱えてスクワットを繰り返した。「監督の指示がなかったことが自分たちを強くしました」。部員と連絡を密に取って互いを励まし、自身は300センチに届かなかった最高到達点が305センチまで伸びた。

 あす9日の準決勝で市尼崎(兵庫)と対決。前回の決勝で敗れた東山(京都)は、コロナの感染者が出て欠場した。「東山と決勝で戦って絶対に日本一を取りたいと思っていました」。1年前にセンターコートで散った悔しさを胸に刻む司令塔が、ゲームを支配する。(鈴木智紘)

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