白鵬以外15力士陰性も宮城野部屋全員休場へ 芝田山広報部長「濃厚接触者にあたる可能性がある」(スポーツ報知)

出典元:スポーツ報知

日本相撲協会は6日、5日に新型コロナウイルスの感染が確認された横綱・白鵬(35)が所属する宮城野部屋の他の力士ら関係者の検査結果が陰性だったことを発表した。同部屋には白鵬も含め、十両・炎鵬(26)ら16人の力士が所属。関係者によると、他の力士にも外出禁止の措置が取られているもようで、初場所(10日初日、東京・両国国技館)の休場は濃厚となった。

 角界の第一人者、白鵬の感染という衝撃から一夜明けたこの日、相撲協会は他の宮城野部屋所属力士ら関係者が全員陰性だったと明かした。代表取材に応じた芝田山広報部長(元横綱・大乃国)は関係者の検査について「人数はちょっと分かりません。力士、師匠、部屋に付随する方々。おかみさんがいればするでしょうし、マネジャーとか運転手とか、みんなやっているでしょう」と語り、入院中の白鵬の体調に関しては「特に連絡は受けていない」とした。

 部屋には白鵬も含め、小兵として土俵を沸かせ高い人気を誇る十両・炎鵬、石浦(30)を始め、16人の力士が所属している。芝田山部長は他の力士の出場に関し、「ちょっと分かりません」と明言を避けた。ただ、一方で「検査しているということで、濃厚接触者にあたる可能性があります」とも明かした。

 複数の協会関係者によると、宮城野部屋の他の力士たちには外出禁止の措置が取られているもようだ。昨年秋場所前には玉ノ井部屋でクラスター(感染者集団)が発生し、最終的に24人が感染した。陰性者含めた28人全員が全休し、番付は据え置かれた。感染拡大防止の観点から宮城野部屋の力士たちも全休となり、同様の措置を取られることが濃厚だ。

 一方、芝田山部長は新型コロナ感染が判明している行司・木村元基が所属する湊部屋の力士らも全員陰性だったと明かした。濃厚接触者もいなかったという。この日の新たな検査者や発熱者は「何の情報も入っていません」と話した。

 また元日までに力士全10人や師匠の荒汐親方(元幕内・蒼国来)を含む関係者計12人の感染が判明した荒汐部屋の力士については「もう難しそうですね、完全に」とし、改めて休場となる見通しを示した。荒汐部屋と宮城野部屋の力士全員が休場となれば計26人に上る。政府の緊急事態宣言の発出を目前に控え、相撲界の先行きも不透明だ。

 ◆玉ノ井部屋への特別措置 昨年9月の秋場所の3日前までに玉ノ井部屋で十両・富士東ら19人の集団感染を確認。場所中の分と合わせ、感染者は計24人に上った。陰性者を含んだ所属する力士28人は秋場所を休場扱いとされたが、特例として番付は据え置かれ、翌11月場所には同様の番付で臨んだ。

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