出典元:サンケイスポーツ
3日間開催を締めくくる1月11日の中山メインは、3歳牝馬が集うフェアリーS(GIII、芝1600メートル)。昨年Vのスマイルカナは桜花賞で3着に好走。今後の牝馬クラシック戦線を占ううえで重要な一戦になる。
美浦・金成貴史厩舎は昨秋の東京で新馬Vを飾った2頭を送り込む。タイニーロマンスはエプソムCを制しているダイワキャグニーの半妹。マイルの初戦は好位からしぶとく伸びて押し切った。500キロを優に超える大型馬で、パワーを要する現在の馬場も合いそうだ。
ベッラノーヴァは逆に400キロそこそこの小柄ながら、重馬場を苦にせず上がり3ハロン34秒0で鮮やかな差し切りを決めた。こちらも祖母ベッラレイア(サンスポ賞フローラS勝ち、オークス2着)と筋の通った血統馬だ。