【高校サッカー】藤枝明誠、0―2から3発 中山碧主将「勢いをつけて勝ち進みたい」(スポーツ報知)

出典元:スポーツ報知

◆第99回全国高校サッカー選手権▽2回戦 藤枝明誠3-2新田(2日、浦和駒場スタジアム)

 藤枝明誠が3―2の逆転勝ちで初戦を突破した。序盤は新田(愛媛)に押し込まれて2点を先行されたものの、前半26分に相手に退場者が出ると、持ち味の攻撃サッカーがエンジン全開。前半終了間際にMF横山良唯(らい、3年)が1点を返すと、後半28分にDF増田七翔(2年)がヘディングシュートで同点とし、同40分にMF小林洸(3年)が勝ち越しゴールを決めた。3日の3回戦では山梨学院と対戦する。

 県大会では得点のなかった明誠の2人が、新田のゴールネットを次々と揺らした。0―2の前半42分、FW高野雷我(3年)が左からドリブルで侵入してクロスを送ると、ファーサイドのMF横山が蹴り込んで1点差。そして後半28分、DF中谷未聖(3年)のクロスに合わせて、FWに入っていた増田がダイビングヘッドだ。

 ともに県大会ではアシスト役。静岡学園との準決勝では、横山が正確なCKを放ち、180センチの増田が頭でゴール前へ送って得点を呼び込んだ。だが大会後には2人とも「得点を取りたかった」と声をそろえていた。12月の浜松開誠館とのスーパープリンスリーグ3位決定戦(5〇2)では、ゴールを奪って雄たけびを上げるほど飢えていた。そして大舞台で決めた。

 締めくくったのは、やはり県大会無得点の小林洸。CKのこぼれ球が転がってきたチャンスボールを冷静に決めた。新田DFがギリギリではね返したかに見えたが、主審がゴールを認めた。「打ったあと、ラインを1個分越えるのが見えました」と殊勲の背番号11。「チームが優勝したのに、自分が無得点だったことを悔しがるのはわがままだろうか」と悩むほど真面目なストライカーが、明誠にとって11大会ぶりの勝利を呼び込んだ。

 序盤は新田ペース。「県勢連覇」を期待される重圧があったのか、セカンドボールを拾えず2失点。「緊張していないように見えたが、いつものプレーができていなかった」と松本安司監督(51)。だが前半26分、スルーパスを受けた小林洸が倒され、相手DFが1発退場。ここから攻めまくった。左サイドバックの増田をFWに上げ、左利きの中谷を入れた作戦も効いた。

 2点差を追いついて勝ったのは、県大会1回戦と同じ。中山碧主将(3年)は「同じようにここから勢いをつけて勝ち進みたい」と前を向いた。(里見 祐司)

 〇…静岡県勢にとっても大きな1勝だ。昨年度大会で静岡学園が優勝したが、2011年度大会で清水商(現清水桜が丘)が3回戦に進出して以来、静学以外の県代表は白星を挙げていなかった。県内高校の指導者は静学の全国制覇を喜びつつも、「選手権で静学以外のチームがいい成績を残さないと、真の王国復活とは言えない」と闘志を新たにしていた。藤枝明誠は県勢連覇を期待されるプレッシャーをはねのけての初戦突破。指揮官として迎えた2度目の選手権で初勝利を挙げた松本監督は「1勝するのは大変。ホッとしています」と話した。

 〇…同点の後半33分にMF渡辺翔太(2年)が2か月ぶりの公式戦出場を果たした。11月の県大会1回戦ではレギュラーだったが、2回戦での接触プレーで肩を強打して右鎖骨を骨折。全治6~8週間と言われていた。それでも監督の「復帰を待っている」という言葉に発奮してリハビリ。「牛乳やヨーグルトなどカルシウムをたくさんとりました」。回復力を見せてピッチに立ち、ドリブル突破からのスルーパスを放った。山梨学院戦へ大きな戦力アップだ。

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