出典元:サンケイスポーツ
第100回全国高校ラグビー大会2回戦(30日、京都成章33-0早実、花園)優勝候補に挑んだ早実(東京第2)は、風下の前半に食い下がったが、風上の後半に攻撃が乱れるなどミスも目立ち、ノースコアで敗れた。
得意の展開戦に持ち込もうとしても、京都成章のディフェンスが堅く、チャンスがつくれない。SO守屋大誠主将は「密集周辺の相手のディフェンスが厚く、なかなか突き破れなかった。相手のプレッシャーに対して、うちの精度が足りなかった」と唇をかんだ。
チームはこの3年間で2度、花園を経験した。大谷寛ヘッドコーチは「安定的に力を維持するところまではきたが、全国の壁を破るには何かを変えていかないと」。前回も果たせなかったシード校打倒へ、アイデアを絞る。