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出典元:中日スポーツ
大相撲初場所(1月10日初日、東京・両国国技館)を初のかど番で迎える大関朝乃山(26)が29日、今年の稽古納めで代表取材に応じた。
入門してから年末年始は富山の実家へ帰省していたが、今年はコロナ禍で初めて東京で過ごすことになる。「土俵もトレーニング室も空いているので、体調を見ながらやりたい。外出禁止なので部屋から出ないようにして、その分、しっかり体を休めながら、空いた時間は体を動かしていきたい」と語った。
今年は春場所で大関に昇進。「ひとつの目標が達成できて、そこはうれしかった」。だが、「9月は大関2場所目で自分の相撲を取りきったけど結果がうまくついてこなかった。11月は休場と最後の最後で悔しい結果に終わりました。今年はちょっといい年じゃなかったんで、来年はもっといい年にしたい」と不完全燃焼の思いが強い。
来年目指すのはもうひとつ上の番付。「自分もそこ目指してるので。そういった意味では来年はもっといい年にしたいです」と気持ちを新たにする。
「優勝しないと綱とりは出てこないそこが第一条件じゃないですか」ときっぱり。大関としての初優勝、そのしてその先にある横綱を見すえている。