出典元:サンケイスポーツ
台湾との架け橋や! 阪神にチェン・ウェイン投手(35)=前ロッテ=が新加入することを受け、甲子園球場に隣接する甲子園歴史館と阪神のグッズ担当者が、台湾との絆をさらに深めるプランを温めていることが29日、分かった。
2016年から毎年開催してきた「台湾デー」に絡め、甲子園歴史館でチェンコーナーを設置することを検討。担当者は「20年はできなかったんですが、21年にもし実施できれば、それを絡めた展示をできたら」と話した。
嘉義農林高がモデルとなった映画「KANO 1931海の向こうの甲子園」の影響もあり台湾での甲子園の認知度は高い。台湾出身のOB、林威助氏(来季から中信兄弟監督)が訪れた際にも台湾からの来館者が1日400人ほどに達したこともあったという。同担当者も「日台の懸け橋として、チェン投手にタイガースのことや甲子園のことをPRしていただけたらうれしい」と願う。
“海の向こうを”見つめるのは球団のグッズ担当者も同じで「オンラインショップは海外発送も可能なので。日本野球への関心も高いと聞いているのでアプローチしていけたら」とチェングッズの輸出を検討している。
ただでさえ縁があった虎と台湾を、チェンの左腕がさらに固く結ぶ。