志村けんさんの笑いは不滅 亡くなってもなお…お茶の間に笑顔 20年上半期著名人レクイエム(スポニチアネックス)

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出典元:スポニチアネックス

◇激動2020 政治社会編(7)

 今年もお茶の間で親しまれた芸能人ら多くの著名人が亡くなった。中でも国民的人気を誇った「ザ・ドリフターズ」のメンバー、志村けんさん(享年70)は新型コロナウイルスの感染確認からわずか6日後に他界。老若男女に愛された偉大なコメディアンの早すぎる死に、日本中が悲しみに包まれた。

 志村さんは3月23日に新型コロナ感染が判明し、翌24日に感染症の専門病院に転院。人工心肺装置(ECMO)が装着され懸命の治療が続いたが、同29日に息を引き取った。

 兄の知之さん(74)は感染防止のため病室に入れず、遺体との対面もかなわなかった。遺族の元に帰ったのは火葬が済んでから。たった一人で旅立った弟の遺骨を抱いて、むせび泣く知之さんの姿は新型コロナの非情さを物語っていた。

 「アイーン」「だっふんだ」など志村さんが残した爆笑ギャグやコントは世代を超えて愛された。放送関係者は「コントを作る時に“ネタの中でかぶる粉は龍角散が一番いい”とか、まるで辞典のようにコントの知識が頭に詰まっていた。30年前のコントのせりふもびっくりするほどスラスラ言えた」と素顔を明かした。

 29日は月命日。志村さんが旅立ってから丸9カ月となる。親族によると、志村さんをしのび東村山市の実家やお墓を訪れる人が途切れない。04年から16年続いた日本テレビ「天才!志村どうぶつ園」が9月に終了した際は番組関係者も墓前報告に訪れたという。

 同番組に立ち上げから関わったスタッフの一人は「お笑い界でいうと野球界の長嶋茂雄さん的なイメージ。そこにいてくださるだけで“お笑い史”を学べる」と敬意を払う。その笑いは不滅だ。志村さんが旅立ってから3日後に放送されたフジテレビの追悼特番は平均世帯視聴率21・9%の高視聴率を記録。映像配信サービスの国内最大手「dTV」では今年、「8時だョ!全員集合」(TBS)がバラエティー番組として最も見られた。「亡くなっても笑わせてくるって凄い人だな」。長年仕事してきた関係者はその存在の大きさを改めてかみしめた。

 ■2020年前半に死去した主な著名人■

 【宍戸錠さん(享年86)1月18日死去(俳優)】エースのジョーの愛称で知られ、1960年代の日活黄金期を支えたアクションスター。あくの強さを出すため手術で膨らませた頬がトレードマーク。「くいしん坊!万才」「元祖どっきりカメラ」などのバラエティー番組でもお茶の間に親しまれた。

 【梓みちよさん(享年76)1月29日死去(歌手)】1963年に「こんにちは赤ちゃん」が大ヒット。発売から1カ月後にレコード大賞を受賞し、NHK紅白歌合戦にも出場。昭和天皇の前で歌唱した初の天覧歌謡曲でもある。74年にヒットした「二人でお酒を」では、あぐらをかいて歌うスタイルを自身で発案した。

 【カーク・ダグラスさん(享年103)2月5日死去(米俳優)】

 「OK牧場の決斗」などに出演し1950~60年代のハリウッド黄金期を支えた。「スパルタカス」(60年)ではプロデューサーとしての手腕を発揮。75~80年にはコーヒー「マキシム」のCMキャラを務めた。長男は俳優マイケル・ダグラス。

 【大林宣彦さん(享年82)4月10日死去(映画監督)】「転校生」「時をかける少女」「さびしんぼう」の尾道三部作で知られ映像の魔術師と呼ばれた。新人女優やアイドルを主役にした映画の第一人者。チャールズ・ブロンソンを起用した化粧品「マンダム」などCMディレクターとしても活躍。

 【志賀廣太郎さん(享年71)4月20日死去(俳優)】遅咲きの名バイプレーヤー。大学の非常勤講師から40歳を過ぎて劇団「青年団」入り。2000年ごろからテレビでも活躍。ドラマ「半沢直樹」「陸王」などに出演。代表作は、夜回り自警団の一員を演じた「三匹のおっさん」シリーズ。

 【岡江久美子さん(享年63)4月23日死去(女優)】「天までとどけ」の大家族の母親役など、幅広い役柄で活躍。「連想ゲーム」の解答者などタレントとしても活躍し、情報番組「はなまるマーケット」の司会も務めた。新型コロナウイルスによる肺炎で、発熱から3日で容体が急変した。

 【ジョージ秋山さん(享年77)5月12日死去(漫画家)】ビッグコミックオリジナルで44年にわたる長寿ヒットとなった「浮浪雲(はぐれぐも)」が代表作。人間としてのモラルを問う「銭ゲバ」や、背徳的な性を描いた「ピンクのカーテン」などタブーを恐れない作品も世に送り出した。次回作を構想中の急死だった。

 【木村花さん(享年22)5月23日死去(女子プロレスラー)】 女子プロ団体「スターダム」所属。フジテレビ「テラスハウス」に出演中、共演者に怒る場面が放送され、SNSで中傷が相次いだことを苦にして、自殺したとみられる。ネットでの中傷を防ぐルール作りの議論が国会で活発化した。

 【横田滋さん(享年87)6月5日死去(北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの父)】拉致被害者家族会の初代代表。77年11月に長女めぐみさんが北朝鮮に拉致され、署名活動や講演などで救出を呼び掛け続けた。42年余り最愛の娘を待ち続けたが再会を果たせぬまま天国に旅立った。

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