【無良崇人の目】羽生、芸術面の5項目は10点に値する評価(スポーツ報知)

出典元:スポーツ報知

フィギュアスケート 全日本選手権 第2日(26日、長野・ビッグハット)

 羽生選手のフリー演技は、“本当に今季初戦ですか?”と思うぐらい素晴らしかった。通常のシーズンなら試合をこなして修正を重ね、大きな大会に向け完成度を高めていくが、初戦でこれほど音に合わせて演技をしたのは本当にすごいことだ。

【写真】男子フリー、くまのプーさんと並んでキスアンドクライに座る羽生結弦

 芸術面の5項目の演技構成点では「演技力」「振り付け」「音楽との調和」で10点満点をつけたジャッジもいた。彼の実績、評価の表れ。ふだんが8点台の選手が完璧な演技をしても9点台もまずつかない。4回転ループなどジャンプすべて加点もつく内容だったので、採点傾向としては“10点をつけるに値する”という評価が得点となって表れた。

 オンラインを使い、コーチの指導を仰ぐ選手も多く、羽生選手もその1人だった。ジャンプなどの修正は客観的に指摘する人がいないと難しいし振り付けなどの細かいニュアンスはテレビ電話だとなかなか伝わらない。この状況でこれだけの演技ができたのは、数多くの試合で得てきた経験があったからこそだと思う。

 この時点でループ、サルコー、トウループと3つの4回転ジャンプにしっかりと加点がつく内容で演技ができていて、今後はさらにプログラムの完成度を高める作業に移るだろう。世界選手権はさらにレベルアップして臨むと思う。(14年四大陸選手権優勝)

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